フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
10 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2022年12月22日 |
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規格品番 |
KKC1201 |
レーベル |
|
SKU |
4909346028975 |
「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」から厳選された音源を8枚組LPに!!超豪華版!シリアルナンバー入り!
2018年末にリリースされ話題となったベルリン・フィル・レコーディングス「フルトヴェングラー帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」(KKC-5952/22 SACD Hybrid)は、戦時中(1939~45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音から現存するテープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に最高の条件でセット化したもので、これまでのあらゆる盤を凌駕する決定盤となりました。
そのSACD Hybridボックスで発売された音源からレパートリー、演奏、音質が特に優れている録音をベルリン・フィル自身がセレクトした8枚組のLPボックスが登場!カッティング担当はエミール・ベルリナー・スタジオのシドニー・クレア・マイヤー。これまでに「ベルリン・フィル&ハイティンクのブルックナー交響曲第7番」(完売)や「ハンブルク響&フルシャのスメタナのわが祖国」(完売)などを手がけた実力の持ち主です。LPのマスターはオリジナルのアナログテープからのダイレクトトランスファーではなく、先のSACDボックスをリリースする際に行ったマスタリング音源を元に製作。SACDの音のほとんどは1987年と1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bitでサンプリングし24bitでリマスタリングしたものであり、その最高音質を活かすのが最善策と見做されたためです。SACDのマスタリングを行った際の詳細については、2019年ベルリンで行われたリリース記者会見のビデオでレコーディング・プロデューサーのクリストフ・フランケ氏が詳しく説明しています。
解説書には、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています(日本語訳付)。さらにフルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むボーナスDVD1枚と、SACDボックス(KKC-5952/22SACD Hybrid)に収録されているすべての音源のハイレゾ・ダウンロード・コードも付属しています。
キングインターナショナル
構成数 | 10枚
合計収録時間 | 00:00:00
日本語帯・解説付
エディション | Remaster
[LP1 A]
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(17'21)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(9'15)
録音:1942年2月26日、AEG工場
音源:放送局フィルム・サウンドトラック、コピー
[LP1 B]
シューマン:チェロ協奏曲 (22'44)
ティボール・デ・マヒューラ(チェロ)
録音:1942年10月25~28日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP2 A]
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死(18'48)
録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP2 B]
シベリウス:エン・サガOp.9 (20'24)
録音:1943年2月7~10日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP3 A]
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲(9'09)
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP3 A/B]
ベートーヴェン:交響曲第5番(33'13)
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、コピー
[LP4 A]
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(14'53)
録音:1943年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー
音源:オープンリール・テープ、コピー
[LP4B、5A]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(44'15)
エーリヒ・レーン(ヴァイオリン)
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP5B、6A]
R.シュトラウス:家庭交響曲(42'30)
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP6 B]
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10 HWV328 (17'49)
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場
音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
[LP7 A]
モーツァルト:交響曲第39番(28'02)
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場
音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
[LP7 B]
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(10'58)
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
[LP8 A]
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲より「間奏曲」、「戦いの踊り」(7'09) ※初出
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
音源:オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(16'30)
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
(第2組曲)
[LP8 B]
シューベルト:交響曲第7番「未完成」(22'56) ※第2楽章初出
録音:1944年12月12日、アドミラル・パラスト
音源:トラック1オープンリール・テール、コピー/2オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
注記:慎重なリマスタリングを施しましたが、第2楽章には削除できないバックグラウンドノイズが含まれます。
(ボーナス)
オーディオ(13'27):トーンマイスター、フリードリヒ・シュナップ博士が語る(聞き手:
ゲルト・フィッシャー/ドイツ・フルトヴェングラー協会)
DVD(14'00):ベルリン・フィルのメンバー、フルトヴェングラーについて語る
【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
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7.[LPレコード]
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8.[LPレコード]
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9.[DVD]
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10.[書籍]
既にSACD版を持っており、マスターもそのSACDと同じで、LP化される録音もベートーヴェンの4、6、7、9番、ブラームスの4番、シューベルトのグレイトなどの名演が含まれていないなど、購入をためらったが、全8枚を聴いて、やはりアナログ盤は別次元に素晴らしい音質で大変感動してしまった。全奏時も濁ることなく分離も良く、弦楽器は艶っぽく、管楽器は巧く、全体に力強く豊潤な音でフルトヴェングラー/ベルリン・フィルの名演を楽しめた。音質の優れた録音を選りすぐったことに納得。auditeのセットのような盤反りや傷もなく素晴らしいプレス。LPを聴いた後では、SACDですら音が固く、モノクロ的で安っぽく聴こえてしまう。全体的に詰め込まないようにゆったりとカッティングされているが、「運命」は2~4楽章を1面に詰め込むことなく、この1曲だけで2面使ってほしかった。音源のせいか音質も他よりいくらか劣るようだ。特典のハイレゾ音源は試していないがまた別の魅力があるかも知れない。
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