2020年にリリースされたダン・ペンの26年振りとなるスタジオ・レコーディングによる待望の新作『ヴィング・オン・マーシー』はヒューマン・スピリッツに満ちたソウルフルな歌唱と素晴らしい楽曲で多くのファンを魅了してくれました。そのダン・ペンの2017年作『サムシング・アバウト・ザ・ナイト』以来、5年振りとなるデモ・シリーズ第5弾としての待望の新作が2022年に登場! (C)RS
JMD(2022/07/06)
ダン・ペンの5年振りとなるデモ・シリーズ第5弾としての待望の新作「プロディガル・サン」(放蕩息子)が、国内仕様盤CDで登場!
2020年にリリースされたダン・ペンの26年振りとなるスタジオ・レコーディングによる待望の新作「リヴィング・オン・マーシー」はヒューマン・スピリッツに満ちたソウルフルな歌唱と素晴らしい楽曲で多くのファンを魅了してくれました。そのダン・ペンの2017年作「サムシング・アバウト・ザ・ナイト」以来、5年振りとなるデモ・シリーズ第5弾としての待望の新作、「プロディガル・サン」(放蕩息子)が2022年に登場♪
今作の内容はゴスペルで、「リヴィング・オン・マーシー」で人間として正しく生きることの大切さ等を表現し、その後、心臓関連の手術を受けて無事に成功したという自身の心境を表現するのに最適と思えるテーマでしょう。SSW、カントリー・ソウル等のファンのみならず一人でも多くの方に触れていただきたいヒューマンな歌唱と歌が聞けること請け合いです。新たなホワイト・ゴスペルの名作誕生の予感♪(1/2)
発売・販売元 提供資料(2022/06/08)
「プロディガル・サン」はダン・ペンのソング・ライティングのパートナーであるフランク・キャノンの自宅のスタジオで共作、共演してレコーディングした8曲をメインとして仕上げたゴスペル・ソング集。フランク・キャノンはアラバマ州ラマー郡にあるビーバートンという町で生まれ、現在も同じ町に住むマルチ・インスト奏者、シンガー、ソングライター、コンポーザー、オーディオ・エンジニア、プロデューサーで、今作ではギター、ピアノ、ハモンドB-3オルガン等をプレイしています。フランクとダンの初の共作は2013年にリリースされたデモ・シリーズ第3弾「アイ・ニード・ア・ホリデイ」に収録された「オーヴァーテイクン・バイ・ラヴ」と今作にも収録された「セット・ザ・テーブル」の2曲。2017年のデモ・シリーズ第4弾「サムシング・アバウト・ザ・ナイト」では「ナッシング・キャン・キープ・ユー・ヒア」が収録されていました。
冒頭の「スカード・フォー・ライフ」はアルバムの裏ジャケットの写真を見ながら聞きたい、ダンとフランクの慈愛に満ちたデュオがリスナーの心に光を差し込んでくれるようなサウンドと歌唱が秀逸。5曲目の「アウト・オブ・ザ・ブルー」はカーソン・ウイットセットの美しくゆったりとしたピアノをバックにしたダン・ペンの味わい深い歌唱が聞く者の心に沁みこんでいくようです。なお、この曲はダン・ペン、カーソン・ウイットセット、バッキー・リンゼーの3名による共作。「セット・ザ・テーブル」はアルバム・タイトルである「プロディガル・サン」(放蕩息子)についての歌で、放蕩息子は新約聖書ルカの福音書に登場し、イエス・キリストが神に逆らった罪人を迎え入れる神の憐れみ深さについてのたとえ話。福音書に登場するたとえ話の中でも最も有名な中の一話だそうです。ダン・ペンの「ホワット・プロディガル・サン~」という歌唱から始まり、曲が進むに連れてフランクのハーモニー・コーラスが加わり、終始、牧師が教会で語っているような厳かな雰囲気がリスナーに伝わってきます。「セット・ザ・テーブル」とは"食卓に料理を並べる"という意味で、家を出て放蕩した息子が疲れ果てて帰宅した際に父親が暖かく抱擁し、食事の用意をするという、たとえ話の中から選んで曲名にしたのでしょう。アルバム・タイトルと同じ曲名にせず、歌詞の中から名付けたところにダンとフランクの二人の強い思い入れを感じます。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2022/06/08)