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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年12月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872595970 |
| ページ数 | 430 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに 社会の変容と高齢者介護―国際比較、介護現場の視点から
第1部 NORDCARE調査からみた北欧諸国と日本の高齢者介護
第1章 「施設」と「在宅介護」の境界線―介護労働者の日常からみえるもの
第2章 スウェーデンと日本の介護労働者の実像―ホームヘルパーと施設職員の属性を中心に
第3章 日本とデンマークの介護労働環境―介護労働者のストレスとその背景
第4章 仕事の裁量とやりがい―Wærnessの「ケアの合理性」概念に焦点をあてて
第5章 スウェーデンの認知症ケアにおける認知症看護師の役割―ヴェクショー市の事例をもとに
第2部 北欧諸国の高齢者介護の今―市場化動向とその多様性
第6章 北欧4カ国における高齢者介護の市場化とその特徴
第7章 スウェーデンにおける高齢者介護の市場化―競争、選択、より厳格な規制の要請
第8章 デンマークにおける高齢者介護の市場化―自由選択、質の向上と効率化の追求
第9章 ノルウェーにおける高齢者介護の市場化―背景とトレンド、それに対する抵抗
変容する社会のなかで、北欧諸国の介護は市場化がもたらす課題にどのように向き合っているのか。日本の介護労働の実態は北欧諸国とどのように異なり、どのようにあるべきか。
グローバル化、新自由主義的政策の流れのなかで、普遍的給付を原則としてきた北欧諸国の高齢者介護は市場化と多様化の向きを強めている。スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、それぞれの社会情勢や歴史、政策方針を背景にして変化する「介護サービス」の最新動向を、北欧諸国の介護研究の第一人者との共同研究から分析する。また、日本の介護労働は北欧と比較してどのような状況にあるのか、大規模な比較調査から明らかにする。

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