書籍
書籍

若年非正規雇用の社会学

0.0

販売価格

¥
2,310
税込
還元ポイント

在庫状況 について

フォーマット 書籍
発売日 2009年06月05日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872592900
ページ数 208
判型 46

構成数 : 1枚

第1章 問題の所在‐社会「問題」としての若年非正規雇用
1.社会問題としての若年非正規雇用
2.非正規雇用の定義
3.なぜ若者に注目するのか
4.本書の特徴と構成

第2章 社会階層としての非正規雇用‐なせ格差は存在するのか?
1.社会階層としての非正規雇用
2.賃金格差
3.満足度と階層帰属意識の違い
4.世代内移動障壁
5.結論
6.補論:賃金と意識回復の回帰分析

第3章 若年非正規雇用とジェンダー
1.問題:性別分業が女性フリーターを生み出すのか?
2.先行研究の検討:「自由」な選択としてのフリーター・ニート?
3.性別分業意識の指標
4.分析結果
5.考察
6.補論:対数線形モデルによる分析

第4章 若年非正規雇用増加の背景‐景気回復が問題解決か?
1. 4つの仮説
2.「失われた世代」はどの程度失われているのか?
3.議論
4.補論:1年刻みのコ—ホート分析

第5章 非正規雇用の国際比較‐どのような社会制度が必要か?
1.問題設定
2.収斂理論から比較制度分析へ
3.教育制度と若年非正規雇用
4.福祉レジームと非正規雇用
5.補論:若者の臨時雇用の趨勢

第6章 おわりに
1.最近の経済情勢と非正規雇用
2.今後の研究課題

  1. 1.[書籍]

小泉構造改革がもたらした非正規雇用の増大や格差の根は深い.著者は言う.「非正規雇用について研究するのは,その現状を正確に把握し,評価し,状況を改善する策を知りたいからである」.なぜ非正規雇用は増加しているのか,正規・非正規の間の移動障壁はなぜこんなに高いのか.理論とデータを積み重ね,社会階層論をもとに,急を要するこの問題に大胆に踏み込む.テキストにも最適.

作品の情報

メイン
著者: 太郎丸博

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。