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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2010年11月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872592160 |
| ページ数 | 96 |
| 判型 | A4 |
構成数 : 1枚
図版
大坂経済の繁栄/五代友厚と大阪の復興/住友と鴻池/東洋のマンチェスター/東洋の化粧王/森下仁丹とイトーキ
1. 近世の大阪経済とその危機
大坂経済の繁栄、大坂経済の衰退、大阪経済の復興と五代友厚
2. 住友と鴻池
住友/鴻池
3. 大阪の工業化
「東洋のマンチェスター」/重化学工業化/その他の諸産業/産業発展のための基盤整備/起業家のフィランソロピー
4. 「大大阪」の時代
都市化の進展/関市政の展開
幕末、維新期の政治・経済・社会の混乱により大きな打撃を受けた大坂経済であったが、明治中期以降、五代友厚などの活躍により、綿紡績・鉄道などを中心に、それを支える商社や銀行などの活動が一体となって「東洋のマンチェスター」と呼ばれるようにまで成長し、日本の工業化の先頭に立つようになった。 その勢いは、第一次世界大戦後ますます増し、繊維産業だけではなく重化学工業や雑貨産業も発展し、大正末・昭和初期には全国一の工業都市として「大大阪」を自負するに至った。 しかし戦時期になると、軽工業、中小企業の多かった大阪経済の比重はふたたび低下しはじめ、1939年にはその地位を東京に譲り、この辺りから大阪の「地盤沈下」が議論されるようになる。 本書では、大阪大学総合学術博物館・経済学研究科資料室が所蔵する貴重な資料(当時の銀行や化粧品など企業広告など)をカラーページにて紹介しながら、その大阪の発展と衰退の歴史を紹介してゆく。

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