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クラシック
CDアルバム

オシー・レナルディ レミントン録音集

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年07月14日
国内/輸入 輸入
レーベルBiddulph Recordings
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 BIDD85016
SKU 4589538781118

構成数 : 2枚

【曲目】
[CD1]
ニコロ・パガニーニ(1780-1842): 24のカプリース Op. 1より (ピアノ伴奏版)
1. 第1番 ホ長調
2. 第2番 ロ短調
3. 第3番 ホ短調
4. 第4番 ハ短調
5. 第5番 イ短調
6. 第6番 ト短調
7. 第7番 イ短調
8. 第8番 変ホ長調
9. 第9番 ホ長調
10. 第10番 ト短調
11. 第11番 ハ長調
12. 第12番 変イ長調

セザール・フランク (1822-1890): ヴァイオリン・ソナタ イ長調
13.I. Allegretto ben moderato
14.II. Allegro
15.III.Ben moderato: Recitativo-Fantasia
16.IV. Allegretto poco mosso

[CD2]
パガニーニ: 24のカプリース Op. 1より (ピアノ伴奏版)
1. 第13番 変ロ長調
2. 第14番 変ホ長調
3. 第15番 ホ短調
4. 第16番 ト短調
5. 第17番 変ホ長調
6. 第18番 ハ長調
7. 第19番 変ホ長調
8. 第20番 ニ長調
9. 第21番 イ長調
10. 第22番 ヘ長調
11. 第23番 変ホ長調
12. 第24番 イ短調

モーリス・ラヴェル(1875-1937): ヴァイオリン・ソナタ ト長調
13.I. Allegretto
14.II. Blues: Moderato
15.III. Perpetuum mobile: Allegro

【演奏】
ユージン・ヘルマー(ピアノ)…CD1:1-12、CD2:1-12
ユージン・リスト(ピアノ)…CD1:13-16、CD2:13-15

【録音】
録音/原盤
1953年/Remington R-199-146 (matrix RE-33-1158/59)…CD1:1-12
1953年/Remington R-199-148 (matrix RE-33-1156)…CD1:13-16
1953年/Remington R-199-152 (matrix RE-33-1170/71)…CD2:1-12
1953年/Remington R-199-148 (matrix RE-33-1157)…CD2:13-15

Reissue producer: Eric Wen
Transfer engineer: David Hermann
Digital mastering: Dennis Patterson

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

悲運のヴァイオリニスト、オシー・レナルディ。その代名詞というべきカプリース全曲を含むレミントン・レーベルの全録音。

名ヴァイオリニストの多くは、早くから名教師に才能を見出されて育てられ、同門の名手たちと一つの流派を成すかのように活躍するものですが、オシー・レナルディはやや異なる環境で育ち、33歳の若さで早世しました。それゆえに彼の演奏スタイルや技巧はヴァイオリン・ファンにとって独特の魅力を持ち、興味を惹くものとなっています。
レナルディは1920年4月26日にウィーンでオスカー・ライス Oskar Reissとして生まれました。近所の人が演奏するヴァイオリンに魅せられた5歳のオスカー少年は両親を説得してヴァイオリンを手にし、以後8年にわたってほぼ独学で毎日5、6時間の練習を続けたそうです。
13歳の時にイタリアのメラーノで旅芸人の一座に加わり、ジャグラー、ダンサー、コメディアンらと共に舞台を務め、その時のマネージャーが考案したイタリア風の名前オシー・レナルディをその後も名乗りました。
レナルディは1937年にアメリカに移り、翌年1月にはニューヨークでのデビュー・リサイタルがニューヨーク・タイムズで絶賛されます。1939年10月にカーネギーホールでパガニーニの24のカプリース全曲(ピアノ伴奏版)を演奏した際には、同地のヴァイオリニストが多数駆けつけて大きな話題となりました。
1941年には米陸軍の軍楽隊に志願し、除隊までの間に500回近く演奏。終戦後は2年間勉強に専念した後にコンサートを再開。1953年にニューヨークのルウィソーン・スタジアムでチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏した時は7千人もの聴衆が集まりました。しかし同年12月3日に自動車事故で死去。33歳の早過ぎる死でした。あいにく新聞がストライキをしていたため訃報が出ず、アメリカ音楽界が彼の死に気付くのが遅れたと言われています。レナルディの愛器グヮルネリ・デル・ジェスは奇跡的に救い出され、今ではリチャード・トネッティが演奏しています。
レナルディのパガニーニは人気がありました。1940年にはRCAにカプリース全曲を録音、このCDに復刻されたレミントン盤は不慮の死を遂げる前に行われていた再録音です(いずれもピアノ伴奏版)。
モノラル末期の録音だけにヴァイオリンの音に張りや艶が感じられ、また微妙な音色の変化も聞き取ることが出来る、良好な復刻となっています。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2022/05/31)

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