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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年06月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784103112280 |
| ページ数 | 240P |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第一章 花芯・夏の終り
第二章 田村俊子・かの子撩乱
第三章 女徳・鬼の栖
第四章 黄金の鋲・蘭を焼く
第五章 いずこより
第六章 遠い声・余白の春
第七章 京まんだら
第八章 中世炎上
第九章 吊橋のある駅・地図・しだれ桜
第十章 死せる湖・おだやかな部屋・私小説
第十一章 比叡・草筏
第十二章 美は乱調にあり・諧調は偽りなり
第十三章 青鞜
第十四章 ここ過ぎて―白秋と三人の妻
第十五章 みみらく・われもこう・髪・さくら
第十六章 お蝶夫人・炎凍る・つれなかりせばなかなかに・孤高の人
第十七章 手毬・花に問え・白道
第十八章 場所・釈迦
第十九章 文学への問い・有縁の人
第二十章 世外へ・「源氏物語」の周辺とその後
日本には私小説と呼ばれる小説の方法がある。
それなら「私解説」というのもあっていいのではないか――。
二十五歳の家出と五十一歳の出家が、私の生涯の最も大きな「事件」であった。
自分の出家の原因を問うことが、出家以後の私の作家としての仕事であったのだ。
自身の小説を読み解き、創作の秘話を交えて綴る自伝的エッセイ。

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