構成数 : 1
はしがき
凡例
第I部 選好功利主義の成立
第一章 ヘアの道徳哲学
1 ヘアの道徳哲学の目的
2 道徳文の分析――意味と判定規準
3 情緒主義批判――指令と説得
4 記述主義批判――ヒュームの規則
5 非認知主義批判――真理条件と妥当性
第二章 道徳的な判断を下すということ――基盤としてのメタ倫理学
1 ヘアのメタ倫理学
2 指令性の役割
3 普遍化可能性
4 選好功利主義の考え方
第II部 ヘアへの批判と応答
第三章 選好功利主義は規範倫理学理論か
1 選好功利主義の歴史的展開――経済学、プラグマティズム、規範倫理学
2 ヘアと功利主義――利益から選好へ
3 選好功利主義と伝統的功利主義
第四章 中立性と合理性
1 中立性条件の問題点
2 なぜ他者の選好を平等に考慮するのか
3 もう一つの問題点――合理性と中立性条件
第五章 「道徳的な問い」への答え
1 道徳性の定義――四つの伝統的定義
2 道徳的判断の優越性――ヘアの考え方
3 道徳的判断は本当に優越的か?
4 選好功利主義と道徳――道徳性と合理性
第III部 道徳哲学の限界と役割
第六章 生き方について哲学が言えること
1 選好功利主義と道徳理論――三つのギャップ
2 道徳哲学の限界
3 人間の生と選好功利主義への動機付け
4 自尊、アイデンティティ、価値――人生に意味を与えるもの
第七章 道徳哲学の役割と機能
1 二層理論というアイディア
2 教育への応用――教え込みと教育
3 応用倫理学へ――情緒主義再論
結語――我々はいかに生きるべきか
注
あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引
著者略歴
1979年生まれ。現在、日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。
2009年北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。
論文 「R・M・ヘアの普遍化可能性原理の形式性について」『イギリス哲学研究』(第32号、2009年)
「功利主義的観点から見た認知的エンハンスメント」『医学哲学・医学倫理』(第27号、2009年)
「ハイブリッド表出主義と指令主義の再評価」『倫理学年報』(第61集、2012年)
「生の意味の問題における主観説について」『倫理学研究』(第42号、2012年)ほか。
道徳とは。道徳的に考えるとは。道徳的判断を下すとは。メタ倫理学が生んだ選好功利主義!
これまで十分には理解されてこなかったイギリスの道徳哲学者R.M.ヘア。本書はヘアの道徳哲学にまつわる数々の誤解を払拭し、彼が論じたことが本当は何だったのかを論じることで、彼の議論の持つ真の重要性を明らかにする。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2012年10月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 勁草書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784326102211 |
| ページ数 | 304 |
| 判型 | A5 |

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
