ハードコアに人力・テクノ/ガバ要素が融合したELEKTRO HUMANGELの2ndアルバムが初のアナログ化!
その特異で唯一無二のサウンド、バンド編成、活動でアンダーグラウンド・シーンでその名を轟かすELEKTRO HUMANGELのExT Recordingsからリリースされていた2ndアルバムがアナログ化です!
2007年にリリースしたファースト・アルバム『HAV'A NICE DAY』でハードコアに人力でテクノ/ガバ要素を見事に融合させていたことで、世界的にも最も新しいハードコア/クラストバンドと称され高い評価を得たELEKTRO HUMANGEL。
ドイツのKotzaak Unltd.レーベルからリリースされていた作品の様なハードコア・テクノがルーツに垣間見えるノイジーなディストーション・シンセの音がハードコア・パンクのサウンドに融合。
ECDの楽曲をELEKTRO HUMANGELがアレンジ、ECD本人も参加してライブでも度々演奏されていたA3"LAND OF THE DEAD feat.ECD"や、重厚でダークなサウンドとやり場のない怒りを吐露する様な激しいボーカルがバッドトリップ感を増すA2"MAYAN PARANOIA"等全9曲を収録。
ヴォーカルに関しても現代不況、格差社会に対する怒りを表したメッセージ性の高い楽曲が多い作品で、演奏が始まるとトライバルでノイズにまみれたごった煮状態に巻き込まれるA1"VIOLENT ANGER"等凄まじいテンションの楽曲群は圧巻です。
シンセ、ドラム、パーカッション、ヴォーカルの従来の四人編成にECDがゲストヴォーカル、永田一直がサンプラー、シンセで参加、録音・MIXはイリシット・ツボイ氏が担当、アナログ化に際してのリマスタリングを永田一直が手掛けています。
発売・販売元 提供資料(2022/05/25)
ハードコアやガバ、ノイズ、ドゥームなどをメタクソに切り刻んだ暴虐サウンドでシーンにその名を轟かす異色クラスト・バンドの2作目。本作では永田一直がシンセ&サンプラーで参加することによって、その変種ぶりがさらに強化されており、もはや世界でも類を見ない混交レベル・ミュージックへと進化しています! ECD“LAND OF THE DEAD”を本人を迎えてカヴァーした、エポックメイキングな逸曲も収録!
bounce (C)北野 創
タワーレコード(2009年04月号掲載 (P90))