ついにCOMPUMAが待望のソロ名義初のアルバム作品を自身のレーベル<SOMETHING ABOUT>からリリース。2021年秋、北九州の演劇グループ<ブルーエゴナク>からの依頼によって制作された演劇『眺め』の為の楽曲を素材に、共同制作者のhacchi(Urban Volcano SoundsDavid Soul)とともに新たにアルバムとして作り直されたオリジナル楽曲9曲+ダブ・ミックス2曲、計11曲のオリジナル・フル・アルバム。 (C)RS
JMD(2022/05/28)
ついにCOMPUMAが待望のソロ名義初のアルバム作品『A View』を6月17日に自身のレーベル〈SOMETHING ABOUT〉からCDリリースする。2021年秋、北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼によって制作された演劇「眺め」の為の楽曲を素材に、共同制作者のhacchi(Urban Volcano SoundsDavid Soul)とともに新たにアルバムとして作り直されたオリジナル楽曲9曲+ダブ・ミックス2曲、計11曲のオリジナル・フル・アルバム。
その縦横無尽なDJ・選曲活動に加えて、2007年のアルバムがまさかの2021年にLP化となったスマーフ男組、そしてその前身となったAsteroid DesertSongs、また竹久圏(KIRIHITO)とのデュオ作品などなど、これまでユニット、そしてコラボ作品、リミックスなどのリリースも行ってきたCOMPUMAだが、そのソロ名義としては本作が初のアルバムとなる。最近ではDr.Nishimura、AwanoとのDJポッセ、悪魔の沼も含めて、海外のラジオショーでもそのプレイが話題になるなど、注目を集めるなか、ソロ名義としては初のアルバム作品のリリースとなった。
電子音やフィールド・レコーディング+α、その間に宿る空間も含めて、そのサウンドは様々な景色を想起させる、そんなイマジネーションを静かに刺激するまさに"眺め"の音楽。世界的に見ても、昨今のアンビエント~IDMシーンで顕在化しつつある、ニュー・エイジ・アンビエント~環境音楽リヴァイヴァルの、その次なる流れにあって、唯一無二の存在感を放つ作品だ。
またアルバムに収録される2曲のダブ・ミックスだが、ひとつはシンガポールのレーベル〈Midnight Shift〉から5月末にリリースされる、DJ行松陽介キュレーションによるコンピ『Midnight is Comin'』に収録された楽曲「Flowmotion(IN DUB)」の自らによる新たな別ヴァージョン「Vision(Flowmotion in Dub)」を、そして、本作収録の演劇「眺め」の為の楽曲「View 2」を、LITTLE TEMPOやOki Dub Ainu Band、さらにはGEZAN 『狂(KLUE)』のミックスも話題になった内田直之がダブミックスを手掛けている。
track 11 dub mix by 内田直之
artwork:五木田智央/ 鈴木聖
mastered:中村宗一郎(ピースミュージック)
発売・販売元 提供資料(2022/05/23)
スマーフ男組の一員であり、DJ/選曲家/レコードバイヤーとしてリスナーを唸らせてきた男が初のソロ名義作を完成。演劇グループに提供した素材を元にしたトラックは、水音などの自然音と電子音を軸に、スペイシーでチルなめくるめくサウンドスケープが繰り広げられる。立体的な空間に音粒子がこだまする内田直之による"View 2"、自身による"Vision(Flowmotion in Dub)"というダブ・ミックスにも彼の美学と狂気が垣間見える! 感服!!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.463(2022年6月25日発行号)掲載)
ADS、男組、DJポッセ、悪魔の沼など、多種多様な活動を続けるCOMPUMAのソロ名義初作。北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉2021年秋公演演劇「眺め」の制作楽曲を共同制作者のhacchiと共にリビルドした1枚。さらに"重低"内田直之によるダブ・ミックス1曲も収録の全11曲。電子音やフィールド・レコーディング発ニュー・エイジ・アンビエント/環境音楽経由で唯一無二の目的地と存在感を放つ新たな"眺め"からの展望。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.158(2022年6月20日発行号)掲載)