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ヤンキーと地元 解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち

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フォーマット 書籍
発売日 2019年03月22日
国内/輸入 国内
出版社筑摩書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784480864659
ページ数 304
判型 46

構成数 : 1枚

第一章 暴走族少年らとの出会い1 広島から沖縄へ「メンバーにしてください」/暴走族のパシリになる/響き渡る爆音――沖縄調査一日目 etc.2 拓哉との出会い「すぐにでも結婚したい」/はじめての土地で彼女をつくる/ナンパをする理由 etc.3 警官とやり合う職務質問を受ける/警官と交渉するスキル/調査の前に信頼関係を築く etc.第二章 地元の建設会社1 裕太たちとの出会い「俺、解体屋しかできない」/鉛筆を重いと言う裕太/地元で有名な「暴れん坊」、太一2 沖組という建設会社会社経営の「最強のタッグ」/ピンチを切り抜ける/「給料支払い遅れなし、定額」etc.3 沖組での仕事最小限の力で資材を運ぶコツ/現場監督vs.従業員/「時間の話はするな」――一人前への道etc.4 週末の過ごし方先輩たちとのギャンブル/ナンパから、キャバクラ通いへ/仕事と週末と夜の世界etc.5 沖組を辞めていった若者たち「ズルズルきてしまった」――仲里の生活史/しーじゃたちの仕打ち、「設けて、金、持ってるのが勝ち」――宮城の生活史etc.6 沖組という場所と、しーじゃとうっとぅ第三章 性風俗店を経営する1 セクキャバ「ルアン」と真奈2 「何してでも、自分で稼げよ」――洋介の生活史地元での理不尽な暴力/キセツ先での「屈辱」/「上に立つ」という決意3 風俗業の世界へ沖縄の性風俗業界/セクキャバ受付からオーナーへ/風俗店の経営者になる/「学歴なんかより、友だち」4 「足下を見る」ということ「ヤクザ」への対応/越えてはいけない一線――警察への対応/「地元つながり」を適切に使うetc.5 風俗経営をぬける女性スタッフへのサポート/杏里と真奈6 性風俗店の経営と地元つながり第四章 地元を見切る1 地元を見切って内地へ――勝也の生活史2 鳶になる3 和香との結婚、そして別れ4 キャバクラ通い5 地元のしーじゃとうっとぅ6 キセツとヤミ仕事7 鳶を辞め、内地へ第五章 アジトの仲間、そして家族1 家出からアジトへ――良夫の生活史2 「自分、親いないんっすよ」――良哉の生活史3 夜から昼へ――サキとエミの生活史

  1. 1.[書籍]

第6回 沖縄書店大賞・ 沖縄部門大賞受賞!● ここにあるのは「優しい沖縄」ではなく、地元社会の過酷な掟である。パシリから始まり、10年という歳月をかけた、驚愕のエスノグラフィー――岸政彦(社会学者)●バイクのうなり、工事現場の音、キャバクラの笑い、深夜のコンビニ前のささやき。本書を満たす音をどう聞き取るのが「正しい」のかは、まだ決まっていない。――千葉雅也(哲学者)●上間陽子の『裸足で逃げる』と対になる作品だ。――藤井誠二(ノンフィクションライター)朝日 (2019.4.29)読売 (2019.5.12)毎日 (2019.5.26)産経 (2019.4.14)沖縄タイムス (2019.4.20)琉球新報 (2019.4.21)各紙で大絶賛!!生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、沖縄の若者。その出会いを原点に、沖縄での調査は始まった。生きていくために建設業や性風俗業、ヤミ仕事に就いた若者たち。10年以上にわたって、かれらとつき合ってきた社会学者の、かつてない記録の誕生!

作品の情報

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著者: 打越正行

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