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フォーマット 書籍
発売日 2020年04月03日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872596229
ページ数 242
判型 46

構成数 : 1枚

シリーズ人間科学 巻頭言
まえがき

第1部 群れ(社会)の中で

第1章 傷ついたサル、障がいを持ったサルの暮らし
第2章 病と生きる―病と生の哲学的分析
第3章 病むことの多様性と治ることの斉一性について

第2部 治療と癒し

第4章 「病」とコミュニティ―超高齢社会の包括ケアという新たな挑戦に向けて
第5章 病の語りと心理療法
第6章 薬と共に生きる―一錠に詰め込まれた世界

第3部 「病」へのまなざし

第7章 病のイメージ―「肥満」は病気ですか?
第8章 人はなぜ病者の物語に感動するのか
第9章 病と老化―正常と異常の境界線
第10章 死と病

索引
執筆者紹介

  1. 1.[書籍]

「病む」にまつわる人間科学の各アプローチにより、人間と人間社会にとっての普遍的な問題としての「病むこと」の意味を見出す。医学、哲学、霊長類学の立場から病むことの意味、生きることとの関連について論じた上で、臨床心理学、臨床哲学、社会福祉学、医療人類学の立場から様々な治療や癒やしの制度について、それらが「病」や社会にとって持つ意味について論じる。さらに、人類学と社会学の立場から、「病むこと」と社会の間に生じる様々な関係、社会における「病気」の意味について論じることで、「病むこと」とそれに向けられる社会制度と社会のまなざしが、人間社会における普遍的で不可分な重要性をもつことを明らかにする。

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