| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年05月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784004319283 |
| ページ数 | 266 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 日米地位協定とは何か
日本側が把握できない米軍事故
日米地位協定の性格
日米地位協定の問題の整理
米軍による民間空港・港の使用
米軍基地の環境汚染・検疫
米軍の刑事・民事責任
規定なき在日米軍の飛行訓練
日米地位協定合意議事録
日米合同委員会
「思いやり予算」
米軍依存の安全保障
第2章 三沢基地──青森県
語られない基地問題
基地と「共存共栄」
「基地ありき」の街づくり
本来の自治のあり方とは
健全な危機感
集落内で分断
東京ドーム一一五個分の土地が未活用
「爆弾村」
訓練歯止め効かず
米兵は幽霊住民?
米軍向け住宅と「思いやり予算」
米軍版空き家問題
自動車税一億円超免除
燃料タンクが落下
「ゴネ得」許す補償制度
民間地で無断訓練
第3章 首都圏の米軍基地
東京の一等地にある米軍基地
都内の未返還施設は他にも
現在まで残る占領の遺産
幻の厚木基地返還
名ばかりの管理権移管
空母艦載機の訓練移転
街づくりに基地の影
綾瀬市長の基地共同利用策
第4章 岩国飛行場──山口県
「沖縄の負担軽減」決議
積極外交
地域振興に米軍機能誘致
基地と交付金
米軍の娯楽施設
山頂のブラックボックス
見せつけられたアメとムチ
違反切符が切れない
ミサイルに右往左往
特需なき基地周辺
第5章 自衛隊築城基地──福岡県
自衛隊基地のある福岡の小さな町
寝耳に水の自衛隊基地拡張計画
もう一つの基地拡張計画
当初から不信感
一二年前の「再来」
「緊急時の使用」といいながら訓練の可能性
疑問が残る「なぜ築城か」
数字を「盛る」
築城基地トップ「懇願」も……
背に腹は代えられない役所の事情
問題の根源に日米地位協定
基地の共同使用の問題点
日本政府の不誠実な説明
築城基地と福岡空港の「米軍基地化」?
第6章 自衛隊新田原基地──宮崎県
爆音緑茶
住民と自衛隊の歩み
進む「米軍基地化」
コロナ禍の基地外宿泊狂騒曲
確認書も曖昧な表現に
抑止力のない協定書
台湾有事を見すえたF35B配備
未実施の防音工事
工事遅延「法の壁」
五年前の「区域見直し」ネックに
人口減の引き金?
第7章 馬毛島──鹿児島県
危機にある馬毛島の漁業
FCLP移転
南西防衛という新たな名目
馬毛島探訪
無視される地元の民意
三宅島のFCLP反対運動
自衛隊は「金のなる木」?
沖縄の教訓
住民保護の欠落した南西防衛
訓練の制約がない日米地位協定
第8章 嘉手納基地──沖縄県
基地問題の縮図
沖縄戦の米軍上陸地
砂辺の「爆音」
宮森小学校米軍ジェット機墜落事故
移転第一号
米軍訓練の規定がない日米地位協定
「静かな夜を返せ」
近年は外来機も飛来
米軍関係者数の「実態」
「基地外基地」
行政サービスを住民が肩代わり
「ネイティブ爆音世代」
おわりにかえて
基地の島グアム
環境汚染の責任をとらぬ米連邦政府
在沖海兵隊のグアム移転
水道水を飲まない宜野湾市民
相次ぐ在沖米軍基地の汚染水流出
問題は日米地位協定?
資料 在日米軍施設・区域一覧

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