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自衛隊最高幹部が語る台湾有事

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フォーマット 書籍
発売日 2022年05月18日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784106109515
ページ数 294
判型 新書

構成数 : 1枚

まえがき

第一部 台湾有事シミュレーション

序 想定する背景
2022年5月までの台湾海峡情勢/2022年5月以降に想定する情勢/サイバー関連の情勢

シナリオ(1) グレーゾーンの継続 第3次台湾海峡危機(1995-96年)型
シナリオの概要/総統選候補者に「愛人スキャンダル」/中国、進出日本企業に圧力をかけ始める/インフラを狙ったサイバー攻撃が続発/親台湾派の大物議員にもスキャンダルが/総理、国家安全保障会議で対応の協議を開始/左派系メディア、親中派議員などがFONOPs反対を表明/浮き彫りになる日台間の連絡の不在/船舶の保険料が戦時並みに上昇/国連、韓国、アメリカの反応/台湾機、石垣島に緊急着陸/アメリカ、日本への中距離ミサイル持ち込みを要請/有事における邦人保護という課題

シナリオ(2) 検疫と隔離による台湾の孤立化 ベルリン危機(1961年)型
シナリオの概要/新型コロナの10倍の感染力?/海底ケーブル切断で、台湾が情報孤立状態に/中国、台湾の海上封鎖を実施/緊急事態大臣会合/封鎖によって干上がる台湾/非戦闘員の退避を検討開始/意見が割れた国家安全保障会議

シナリオ(3) 中国による台湾への全面的軍事侵攻
シナリオの概要/中国の着上陸侵攻準備か? 海洋観測用の海中グライダー発見/独立の動きが軍事侵攻を誘発?/米国、日本政府に支援要請/自衛隊による邦人輸送は困難?/南西諸島への陸自部隊の早期展開/軍事対立を前提に、核による抑止も想定/サイバー攻撃による台湾の混乱/対立の激化、進む戦争準備/中国、ついに軍事侵攻開始/中国の破壊工作、経済団体の反対、官邸の判断/島に残った住民をどう守るのか? サイバー反撃は?/中国軍、台湾への着上陸作戦開始/尖閣諸島が占領された!/先島諸島防衛と尖閣諸島奪回の2正面作戦は可能か?/アメリカ、台湾防衛作戦を開始/中国の関与により、与那国島が独立を宣言

シナリオ(4) 危機の終結
シナリオの概要/嘉手納基地、那覇基地にもミサイル攻撃/アメリカに中国本土の基地攻撃を要請/核攻撃の可能性に、どう対処するか/敵基地攻撃も情報戦も、日本は能力不足/停戦に向けて確保すべき条件

第二部 座談会――台湾有事の備えに、必要なものはなにか

第1章 台湾の価値を正しく認識せよ
内閣法制局の呪縛/民主主義国家の価値、地政学的価値/台湾はこの100年ずっと、西側の勢力圏にあった

第2章 国家戦略上の弱点
アクティブサイバーディフェンスの必要性/アメリカの「戦略的曖昧さ」をどう評価するか/在中邦人と中国進出企業は「救えない」/経産省は、本当の軍事を知らない

第3章 自衛隊は準備できているか
南西重視戦略の不十分な点/有事法制だけではハイブリッド戦に対応できない/海上保安庁をどう使うか/国家安全保障局はいまだ「座学」/中国の民間グループが作った「日本への核攻撃」脅しビデオ/「キルチェーン」の破壊能力を持て/是非はともかく、中距離ミサイル持ち込みの議論はやっておく/持つべき手段の優先順位/アメリカ、台湾と意思の統一を

第4章 戦時における邦人輸送と多国間協力

  1. 1.[書籍]

ウクライナの次は台湾か。その時、日本はどうする? 「有事の形」をシミュレーション。

現実味を増す台湾有事に備え、自衛隊の元最高幹部たちが「有りうるかも知れない有事の形」をシミュレーションしてみた。シナリオは、グレーゾーンでの戦いの継続、物理的な台湾の封鎖、全面的軍事侵攻、終戦工作の4本。実際に有事が発生したら政府は、自衛隊は、そして国民は、どのような決断を迫られるのか。リアルなストーリーを通じて、「戦争に直面する日本」の課題をあぶり出す。

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