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日本で治療薬が買えなくなる日 宝島社新書 644

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フォーマット 書籍
発売日 2022年06月10日
国内/輸入 国内
出版社宝島社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784299030542
ページ数 256
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに 本当に日本の医療は「世界最高レベル」なのか

第1章 製薬業界でいま何が起きているのか
第2章 薬不足を招いた重大事件
第3章 ジェネリックの普及は進むか
第4章 薬価を狙い撃ちにして起きたこと
第5章 日本でドラッグラグが再燃している
第6章 薬局、薬剤師は生き残れるか

  1. 1.[書籍]

代替薬も手に入らない日が来る!
いつまで続くのか治療薬の逼迫!

大手ジェネリックメーカーも経営行き詰まり
急ぎすぎた政府の医療費削減が、日本の製薬メーカーを潰す!

聖域化する診療報酬で、しわ寄せは薬価に!
コンビニ以上に増えた薬局、薬剤師の淘汰も始まった!

薬後進国に成り下がるのか!

2021年に始まったジェネリック薬の逼迫。小林化工の不祥事が発端だ。
しかしそれは、いちメーカーの問題にとどまるものではない。
日本の医療全体のゆがみが生み出した事故だ。増大する医療費のしわ寄せが製薬メーカーに押し寄せた。
コンビニ以上に増えた薬局、そして薬剤師に淘汰の日が迫る。
日本の治療薬が危ない!その現実をレポートする。

現在、治療薬の欠品が続いています。
ジェネリック医薬品のメーカー不祥事で100品目以上の医薬品が供給不足に陥っています。
この傾向は、今後さらに1000品目まで広がり、2年は続くといわれています。これは政府にも問題があります。
薬価をおさえすぎたため、ジェネリック医薬品メーカーの品質管理がおざなりになったのです。
さらに、医療費削減が進まない現状に、政府は薬局を1万店まで減らすことを考えています。
これによって地方の病院近くにある薬局はなくなり、薬が手に入らなくなる人たちが増えます。
まさに日本では、「治療薬が買えなくなる日」が目の前に迫っているのです。

作品の情報

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著者: 五味洋治

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