社会の畦道から、ムーディーでロマンティックなフォーク、ブルース、ロックを気ままに奏で続けるバンドの12枚目のアルバム。初期のパンキッシュ~2010年代中盤までのトゲトゲしさを経て、前作『眺め』から続く、非常になめらかで、シンプルに歌の良さが際立つ楽曲の数々が収録。派手さはないけれど、ずっと聴き続けたいアルバム
(C)ららぽーとTOKYO-BAY店:滝野 多朗
タワーレコード(2022/07/08)
『眺め』(2018年)以来4年ぶり待望のオリジナルアルバム(12枚目)。2022年8月13日に待望の日比谷野音ワンマン公演を控えたタイムリーなリリース。性別を超えた視座で男性的な表現からの解放に努めた有馬和樹のリリックと唯一無二のグッドメロディーが心地良くマッチング。無駄な音を削ぎ落しながら隙間を存分に生かしたミニマルな構造の中で浮遊感や陶酔感が印象的な新しい響きを湛えたしなやかでソフトなサウンド。従来よりも重心が低めで抑制の効いた柔らかな生演奏をベースに簡素な言葉遣いで明快なフックを繰り出す歌ごころが肝。キャッチーなネオソウルとサイケデリックなギターロックの横断的アプローチが魅力的な最高傑作です。 (C)RS
JMD(2022/06/02)
4年ぶり待望のニューアルバムはソフトでキャッチーなネオソウル感覚のギターロック!初めての日比谷野音ワンマンに向けて最高傑作ここに誕生!!
「眺め」(2018年)以来4年ぶり待望のオリジナルアルバム(12枚目)。2022年8月13日に待望の日比谷野音ワンマン公演を控えたタイムリーなリリース。性別を超えた視座で男性的な表現からの解放に努めた有馬和樹のリリックと唯一無二のグッドメロディーが心地良くマッチング。無駄な音を削ぎ落しながら隙間を存分に生かしたミニマルな構造の中で浮遊感や陶酔感が印象的な新しい響きを湛えたしなやかでソフトなサウンド。従来よりも重心が低めで抑制の効いた柔らかな生演奏をベースに簡素な言葉遣いで明快なフックを繰り出す歌ごころが肝。キャッチーなネオソウルとサイケデリックなギターロックの横断的アプローチが魅力的な最高傑作です。
発売・販売元 提供資料(2022/05/31)
結成20周年記念アルバムや配信アルバムの円盤化はあったものの、オリジナル作としては実に4年ぶりとなる12作目。軽く浮遊感のあるサウンドはこれまで以上に心地良く、余計な音を削ぎ落としていながらも、ちょっとしたサイケな隠し味もあって、気付けばおとぎ話の沼にどっぷり。深夜~夜明け、空いた電車、旅情、孤独などが似合う、何物にも代え難いサウンドがスープのように身体に沁みていく。
bounce (C)音人丸殿
タワーレコード(vol.463(2022年6月25日発行号)掲載)