アーティストが監修を務めるオリジナル・コンピレーション・シリーズで人気を博す〈Late Night Tales〉から派生した姉妹レーベルで、第一弾アーティストのクルアンビンがいきなり世界的ブレイクを果たし、その独特の美学が評価を高めているレーベル〈Night Time Stories〉より「ハウス・ミュージックの伝説」として、さらには超一流のミュージシャン/ソングライター/プロデューサーとして第一線で活躍を続ける、ロン・トレントの最新アルバムがリリース!参加ゲストとしては前述のクルアンビンに加えて、ブラジルの伝説的バンド、アジムスのドラマー、イヴァン・コンチとベーシストのアレックス・マリェイロス、フランスのジャズ/フュージョン界のスター、ジャン=リュック・ポンティ、そしてアンビエントのパイオニア、ジジ・マシンといった面々が名を連ねており、マスタリングはフランソワ・ケヴォーキアンが手がけた超豪華なコラボレーション作品となっている。また、作品中ドラム、パーカッション、鍵盤、シンセ、ピアノ、ギターなどをロン自身が奏でており、生楽器とエレクトロニクスの調和がディープで陶酔的なサウンドを生み出している。
ジャズ・ファンク、ポップ、ニュー・エイジ、ニューウェーブ、コズミック、バレアリック、サンバ、アフロビート、ラテンロック他...彼の飽くなき探究心で培われた音楽的豊かさが詰め込まれた最高傑作の誕生!
本作はCDとLPでリリースされ、CDはフランソワ・ケヴォーキアンによるミックス音源となっており、5曲のボーナス・トラックが収録。
発売・販売元 提供資料(2022/04/28)
シカゴの大御所による新作は、バレアリック系のプロジェクトとしてEPも残すウォーム名義の作風を推進したもの。ギターや鍵盤、ドラムスなどロン本人の演奏を軸にダウンテンポやコズミック、フュージョンなどを織り重ね、アジムスの面々やクルアンビン、ラース・バートクン、ジジ・マシンらも招いた恍惚の音絵巻は、まさにナイト・タイム・ストーリーズといった感じ。フランソワ・ケヴォーキアンのDJミックス仕立ても心地良さに輪をかける。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.464(2022年7月25日発行号)掲載)