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クラシック
CDアルバム

伝説的なソヴィエト連邦のヴァイオリニストたち - ヨーロッパでの楽旅 1950-1977年

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年05月27日
国内/輸入 輸入
レーベルMeloclassic
構成数 2
パッケージ仕様 紙ジャケット
規格品番 MC2050
SKU 791154050934

構成数 : 2枚

【曲目】
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.14
ボリス・ゴリトシテイン(ヴァイオリン)
ズデネク・マーツァル(指揮)
NDRハノーファー放送管弦楽団
1975年6月6日 西ドイツ ハノーファー ライヴ録音 ステレオ

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
ボリス・ゴリトシテイン(ヴァイオリン)
ユーリ・アーロノヴィチ(指揮)
NDR交響楽団
1976年10月8日 西ドイツ ハノーファー ライヴ録音 ステレオ

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
ハチャトゥリアン:詩曲
ハチャトゥリアン(ハイフェッツ編):アイシャの踊り,剣の舞(「ガイーヌ」から)
ボリス・ゴリトシテイン(ヴァイオリン)
シシュティ・ヨルト(ピアノ)
1977年6月3日 西ドイツ ハノーファー 放送スタジオ録音 ステレオ

ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 Op.1-15 HWV373
イーゴリ・ベズロドニー(ヴァイオリン)
フセヴォロド・ペトルシャンスキー(ピアノ)
1968年6月8日 東ドイツ ライプツィヒ ライヴ録音 モノラル

カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48
イーゴリ・ベズロドニー(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
ベルリン放送交響楽団
1950年7月24日 東ドイツ ベルリン ライヴ録音 モノラル

パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 Op.7
ユリアン・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
フランツ・ユング(指揮)
ライプツィヒ放送交響楽団
1955年12月17日 東ドイツ ライプツィヒ 放送スタジオ録音 モノラル

(153'38)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ソヴィエト連邦出身のヴァイオリニストの録音を集めている。
CD1枚以上を占めるボリス・ゴリトシテイン(ドイツ語読みではゴルトシュタイン、しかし日本では英独語折衷のゴールドシュタインの表記が多い 1922-1987)はウクライナのオデッサの生まれ。父親はライプツィヒ生まれのドイツ人。5歳でヴァイオリンを習うとすぐに才能を発揮し、一家はモスクワに移住してボリスに本格的な音楽教育を受けさせる。1933年の全連邦音楽演奏コンクールで特別賞を受賞。そして1935年、伝説的な第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで、第1位ジネット・ヌヴー、第2位ダヴィド・オイストラフ、第3位ヘンリ・テミアンカに次いで第4にに入賞。さらに1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクール(後のエリザベート王妃国際音楽コンクール)のヴァイオリン部門でも第4位を受賞。いずれもまだ十代のこと。このまま国際的人気ヴァイオリニストになって当然だったが、ソ連政府は彼の国外出国をほとんど認めず、また録音も僅かで、ソ連に封じ込められてしまい、西側では幻のヴァイオリニストになってしまった。1974年にドイツに亡命、残りの人生は教職が主だった。ここに収録されている録音はいずれもドイツ亡命後のもの。残念ながら既に技術的な衰えが目立つが、ブラームスのニ短調のソナタでの味わい深い演奏は偉大なヴァイオリニストならではのものだ。
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東武商事株式会社
発売・販売元 提供資料(2022/04/27)

イーゴリ・ベズロドニー(1930-1997)は、ソ連時代のグルジア(ジョージア)の首都トビリシの生まれ。父はトビリシのオーケストラのリーダーで音楽院の教授、母もヴァイオリン教師。1937年に一家はモスクワに移り、レオニード・コーガンら多くの名ヴァイオリニストを育て上げた名教師アブラム・ヤンポルスキー(レオポルト・アウアーの高弟)に学ぶ。1949年、プラハでのヤン・クベリーク国際コンクールで第1位。1950年、第1回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門で第1位。同じ年に初めてフィンランドを訪れ、以降フィンランドでの活動が多くなる(ヘルシンキで亡くなっている)。ヴァイオリニストとして活動する一方で、後年は指揮活動も行う。ソ連を代表するヴァイオリニストとして録音も多く残していたものの、CDになったものは僅かで、しかもCDはLPから採録されたものだったりと、ここ数十年は冷遇されてきた。このCDに聞ける1950年のカバレフスキーのヴァイオリン協奏曲は、前述のバッハ国際コンクールに参加した時期の東ベルリンでの演奏会のライヴ録音。15分強の短い作品だが、ベズロドニーの凛とした美音と卓越した技術、果敢な踏み込みを大いに楽しめる。伴奏指揮がキリル・コンドラシンというのも嬉しい。
ユリアン・シトコヴェツキー(1925-1958)は伝説的なソ連のヴァイオリニストだが、今日ではドミトリー・シトコヴェツキーの父として知られているだろう。ウクライナのキーウ/キエフの生まれ。彼もアブラム・ヤンポルスキーに学んでいる。1952年、第2回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位。1955年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第2位、しかしこれはソ連からの参加者を冷遇した結果だったとも伝えられている。瑞々しくも切れ味の良い音色、高度な技術、そして新鮮な現代的感性と、20世紀後半を代表するヴァイオリニストになるはずだったが、病に倒れ僅か32歳で亡くなった。それでもシトコヴェツキーの素晴らしい演奏は残された録音を通じて人々を魅了し、1970年代には日本で愛好家によるLPが発売され、21世紀に入ると秘蔵音源が何枚もCDになったりしていた。ここでのライプツィヒでのパガニーニは全盛期のシトコヴェツキーの姿を伝える素晴らしい記録である。
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東武商事株式会社
発売・販売元 提供資料(2022/04/27)

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