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クラシック
CDアルバム

伝説的なポーランドのピアニストたち - ドイツでの演奏会 1949-1959年

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年05月27日
国内/輸入 輸入
レーベルMeloclassic
構成数 2
パッケージ仕様 紙ジャケット
規格品番 MC1063
SKU 791154050859

構成数 : 2枚

【曲目】
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ)
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
ベルリン放送交響楽団
1955年2月20日 東ドイツ ベルリン 放送スタジオ録音 モノラル

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
ライプツィヒ放送交響楽団
1952年5月5日 東ドイツ ライプツィヒ 放送スタジオ録音 モノラル

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
マリアン・フィラー(ピアノ)
ヴィンフリート・ツィリヒ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
1949年2月16日 西ドイツ フランクフルト 放送スタジオ録音 モノラル

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ)
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送交響楽団
1959年4月20日 東ドイツ ライプツィヒ 放送スタジオ録音 モノラル

(124'49)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

題名の通りポーランド出身の4人のピアニストの演奏が収録されている。
ヘンリク・シュトンプカ(1901-1964)はワルシャワ音楽院で学んだ後、1927年の第1回ショパン国際ピアノ・コンクールに参加。直後にパリに移り、ここで偉大なピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキの指導を受ける。1930年代に大活躍するも、第二次世界大戦中はワルシャワで身を潜めざるを得なかった。戦後国際的活動を再開、またクラクフ音楽院のピアノ教授を亡くなるまで務めた。録音は少なくCDでは無いに等しかったところに、今回ショパンのピアノ協奏曲第2番の録音が発掘、しかも巨匠ヘルマン・アーベントロートの指揮。今回のMELOCLASSICのリリースでも特にお宝度の高いもの。
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(1930-2013)は中央ポーランドのウッチの生まれ。戦後初となった1949年の第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位を受賞(第1位はハリーナ・チェルニー=ステファンスカとベラ・ダヴィドヴィチ)、これで一気に国際的に名を知られるようになった。1953年、パリでのロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門では第5位だったが、審査員のアルトゥール・ルービンシュタインから絶賛されこれも彼女の名を知らしめた。1950、60年代には世界的に活躍したが、1970年代以降は教職に重きを置き、ワルシャワ高等音楽院の名教師として知られた。
マリアン・フィラー(1917-2012)はワルシャワ生まれのピアニスト(男性である)。第二次世界大戦では強制収容所から命からがら生還した。終戦後ドイツで活動したのち、1950年に米国デビュー、そして移住。1958年にテンプル大学の音楽部門のピアノ主任に就任、長く指導者として活躍した。94歳と長命したが商業録音とはあまり縁がなく、MELOCLASSICが2015年にショパン集のCDを出すまではほとんど忘れ去られていた。ここではドイツ時代の見事なチャイコフスキーの協奏曲が聞ける。
レギナ・スメンジャンカ(1924-2011)は年9月15日)はトルンの生まれ。天才少女として名を馳せ、1936年からトルン音楽院で前述のヘンリク・シュトンプカから教えを受ける。十代後半は第二次世界大戦に巻き込まれ、戦後になってようやくクラクフ音楽院で十分に学ぶことができた。戦後初となった1949年の第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第11位入賞。彼女が国際的に有名になるのは1950年代末以降のことで、1961年には北米楽旅で成功している。教育者としても高名な彼女は、日本では「ショパンをどのように弾きますか?」という著作でも知られているだろう。録音は少なくなかったものの、現在CDはほとんど入手難。若き日のヘルベルト・ケーゲルが伴奏指揮を務めたこのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番の録音は嬉しいもの。
東武商事株式会社
発売・販売元 提供資料(2022/04/27)

新作が発売される度にヒストリカル・ファンを唸らせているMELOCLASSIC。2020年にリリースされてから2年。待望16タイトルが発売。今回はその新作からご紹介。1949年から59年に演奏されたポーランドの4人のピアニストによる録音集。初めてその名を知る方々も多いかもしれないが、隠された名演を探し聴く事も醍醐味。今回収録の1曲、1曲が貴重な録音と言えよう。アーベントロート指揮で演奏されるブコフスカとシュトンプカによるショパンの協奏曲。モノラルだが音質は良好。スメンジャンカとケーゲルとのプロコフィエフも聴き逃せない。
intoxicate (C)飛田陽海
タワーレコード(vol.158(2022年6月20日発行号)掲載)

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