フジロックフェスティバル'22 出演決定!トム・ミッシュの旧譜4タイトル国内盤CDが特典ステッカー付き期間限定スペシャルプライス盤で発売!その名を世界に知らしめたデビュー・アルバム『Geography』。未だロングセラーとなっている大傑作!
発売・販売元 提供資料(2022/06/01)
コスモ・パイクらの活躍で盛り上がる南ロンドン・シーンより、ブレイク間違いなしのクリエイターが初のアルバムを投下した。ジョン・メイヤーからの影響が色濃いメロウなギター・サウンドを響かせながら、古のブルースやジャズを今様のインディー感覚でふんわりコーティング。ゴールドリンクやデ・ラ・ソウル、ロイル・カーナーらゲスト・ラッパーのもてなし方もスマートだし、何より主役の甘い低音ヴォイスに酔いしれる。
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.414(2018年4月25日発行号)掲載)
うっすらと色気の漂う甘い歌声、ヒップホップ/ジャズ/ソウルへの愛情を覗かせるトラックメイキング、さらに楽器もこなすマルチな才能で世界を心酔させているトム・ミッシュ。J.ディラ+ディアンジェロ+UKソウルとも言えそうな彼のスタイルは、艶やかで濃厚、それでいて足回りは軽やかで、春の陽気のように心地よい。ノスタルジーとロマンティックな雰囲気を《Movie》で演出すれば、デ・ラ・ソウルと手合わせした《It Runs Through Me》ではソウルとジャズを交差させアダルトに、一転《Disco Yes》で屈託のないダンス・トラックも見せつけたりと、深みもあればキャッチーな賑やかさもあり多様性を湛えている。
intoxicate (C)青木正之
タワーレコード(vol.133(2018年4月20日発行号)掲載)
マッシヴなドラムにグルーヴィーなギターのアンサンブルが自然と体を揺らし、そこから拡がる電子の音の波に感覚が誘われる。
体や周りの空気が、まるでもともと液体であったかのような感覚になり、チルといった言葉だけでは形容しきれない気持ち良さがある。
リズミカルでアップテンポな曲からムーディな曲まで振れ幅があるが、その継ぎ目を感じさせないほどトラックの繋がりが有機的で、それはまるで地面の中で様々な方向に根を張った木々が、エネルギーの循環の中に身を置き、枝葉を伸ばし呼吸している営みそのもののようである。
購入したのはEU盤だが、音がシンプルに良く、音楽を聴く時間というものの暖かみを感じさせる。
レコードとしての質が高いと思う。