書籍
書籍

検察審査会 日本の刑事司法を変えるか

0.0

販売価格

¥
946
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2022年04月22日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004319238
ページ数 234
判型 新書

構成数 : 1枚

謝辞
序文

第1章 検察官と検察審査会
刑事司法における市民参加
検察官についての問題
1権力
2裁量
3非違行為
4イデオロギー
5アカウンタビリティー
6惰性
7役割の曖昧さ
三つの枠組み
1被害者
2不処罰
3民主主義

第2章 検察審査会の誕生と運用
検察審査会の誕生
1948年の検察審査会法
検察審査会の改革
1犯罪被害者の権利運動
2司法制度改革
3福岡高裁判事妻ストーカー事件
検察審査会の運用
検察審査会は大陪審と見なされるか
検察審査会は日本の特別検察官なのか
結論

第3章 検察審査会の影響
俯瞰的な見方
検審バック
検審バックの影響
金丸事件で急増した不満の声
結論

第4章 強制起訴
1 明石花火大会歩道橋事件
2 JR福知山線脱線事件
3 沖縄未公開株詐欺被告事件
4 陸山会事件
5 尖閣諸島中国漁船衝突事件
6 徳島県石井町長暴行事件
7 ゴルフインストラクター準強姦被告事件
8 柔道教室学生重傷事件
9 東名高速道路あおり運転をめぐる名誉毀損事件
10 東電福島第一原発事件
ホワイトカラー犯罪と強制起訴
結論

第5章 教訓
強制性交(旧強姦)事件を起訴しないという問題
教訓
1検察官をチェックすることは可能
2検察審査会の起源
3正当化がもたらす効果
4検審バックの効果
5影シャドウ効果と影響
6強制起訴と有罪判決の少なさ
7企業犯罪の抑制に向けた課題
8分かっていないことが多い
9市民の満足度
10検察審査会の危険性
11民主的な刑事訴追を目指して
12他国への示唆
改革のための提言

  1. 1.[書籍]

日本の検察審査会は世界でも類を見ない独特な機関だ。11人の市民で構成されるこの組織は、絶大な権力を握るプロの検察官が下した不起訴処分を検証し、事件の再捜査および起訴すべきかを決定する。裁判員制度と違い、強制起訴の権限を付与されその重要性がようやく認知され始めたばかりの検察審査会の初の体系的な分析を示す。

作品の情報

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。