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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年06月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 集英社インターナショナル |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784797681024 |
| ページ数 | 256P |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
第1章 大坂夏の陣
実は幻なのか? 信繁による家康本陣突撃/街道の分捕り合戦/西軍最後の防衛線 清麻呂の運河跡/迷子になったのは誰か?/戦場は天王寺駅/家康本陣が崩れた場所/家康はどこまで逃げたのか/信繁、終焉の地へ
第2章 本能寺の変
報告上手な冷血漢、光秀/古代の道、中世の道/首塚大明神から沓掛へ/光秀の決断の地/悪女のような京都/信長の油断/ついに本能寺へ、その現在の姿は…
第3章 石山合戦
ツーといってドン/軍隊はなぜ真っすぐ進めないのか/環濠都市、萱振/商人の街、平野/住吉大社/熊野街道/遠回りの理由
第4章 桶狭間の戦い
開けっ広げな清洲の町/海の底だった名古屋/「あるかぎり走りまどひ過ぎた」信長/郷土防衛戦争だった桶狭間/計画外の行動をした義元?/夜になってゴールした桶狭間古戦場公園
第5章 川中島の合戦
川中島の名の由来/攻防一体の名城、海津城/天然の要塞/海津城から妻女山へ/十二ヶ瀬から千曲川を渡る/明けてびっくり!眼前に敵/英雄一騎打ちへ/残業6時間15分の戦い
合戦の舞台を、歴史小説家がひた走る!
「手柄は足にあり」という上杉謙信の言葉の通り、戦国時代を生きた人々はとにかく歩き、そして走った。戦国武将たちが駆け抜けた戦いの道を、歴史小説家が実際に走り、武将達の苦難を追体験する。彼らは何を思い、そして願いながら、戦場をひた走ったのか? 合戦の現場を足で辿ることで、文献史料を読むだけでは分からない、武将と戦いの実像が見えてくる!?
――第1章より
戦国ラン、第1走目は「大坂夏の陣」でいくことにした。夏の陣のクライマックス、慶長20年(1615)5月7日の「天王寺・岡山の戦い」において、真田信繁(幸村)が徳川家康本陣に突撃したルートを実際に走ってみるのだ。
この戦いを取り上げた理由だが、信繁による家康本陣切込みは、戦国最後の見せ場であり、戦場の上町台地は大阪在住の私にとって土地勘のある場所である。また、狭隘な台地上で争った岡山・天王寺の戦いなら走るルートが短くてすむ。なんといっても大して運動経験のないアラフォー。いきなり、佐々成政の「さらさら越え」なんかにチャレンジすると、死にかねない。それに今回の企画は走ることだけでなく、ルートを突き止めることも重要なポイントとなる。

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