イスラエル出身天才ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン
前作より引き続き、アゼルバイジャン人ピアニスト、エルチン・シリノフと新加入の若手女性ドラマー、ロニ・カスピを迎え新体制で臨んだトリオ作が登場
当代を代表するイスラエル出身天才ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンが新トリオで臨む最新アルバム。
アヴィシャイ・コーエンは「一生に一度のプロジェクト」と語っていたシンフォニックアルバム「Two Roses」を昨年リリースし、世界中で大絶賛を浴びたばかり。オーケストラを率いた前作から、トリオという原点に立ち返った本作は、信頼するエルチン・シリノフと2021年の夏のツアーでバンドに加わった若手の女性ドラマー、ロニ・カスピという新しいトリオで制作。収録されている曲は、パンデミック中にエルサレム近郊の自宅でアヴィシャイ・コーエンがピアノで作曲したもの。
ジャズ、クラシック、イスラエルを中心としたルーツ音楽、イスラエルらしくどこか哀愁を帯びつつも新鮮で広がりのあるメロディライン、多様で洗練されたリズム。アヴィシャイ・コーエンだけが達成できる現代的な音楽のエレガントさを土台に、エルチン・シリノフの独特なタッチ・フレージングのピアノ、新加入のロニ・カスピが伸び伸びと奔放なドラムを披露し、絶妙なコンビネーションの良さを見せる。
アヴィシャイ・コーエンは語る。「シャイとマークと過ごした時間は、とても特別なものでした。でも、正直なところ、今、このトリオで再びあのようなマジックが起きていると思うんです。まず、アゼルバイジャンのエルチン・シリノフは、それ自体が素晴らしいピアニストです。彼はとても集中力があり、自信に満ちていて、それが伝わってくるのでしょう。そして、ドラマーのロニ・カスピに出会いました。彼女はまだ21 歳ですが、類まれな才能と、強い個性を持ち合わせた新しいスピリットです。」
短調で憂いを帯びた「Dvash」はCDのみの、「Lokum」はLPのみの収録。
発売・販売元 提供資料(2022/04/18)