フォーキーでオーガニックなサウンドにエレクトロなサウンドスケープが作り出したRY Xの世界がここに。
オーストラリア出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー、RY X。そのフォーキーで内省的な音世界で注目を集めている彼が待望のサード・アルバム『BLOOD MOON』をリリース!
オーストラリア出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー、RY X。そのフォーキーで内省的な音世界で注目を集めている彼が、2016年の『DAWN』、2019年の『UNFURL』に続く3rdアルバム『BLOOD MOON』を完成させた。
UKのエレクトロ・デュオ、THE ACIDの片割れであるRY X(Ry Cuming)。カリフォルニア州トパンガのサンタモニカ山脈でレコーディングされ、ネイサン・ボディ(ジェームス・ブレイク)とマーティン・バトリッチがミキシングを担当した『BLOOD MOON』。RY Xはアルバムのソングライティングとほぼすべての演奏、そしてプロデュースを手掛けているが、オーラヴル・アルナルズやエリック・プライス、ランパ、ニクラス・パッシュバーグ、ジーン・エヴァロ・ジュニアなどエレクトロ・シーンを中心としたコラボレーションもフィーチャーされている。アルバムからは先行シングルとして「Let You Go」、そしてRY Xがかつて自身の別プロジェクト、Howlingでもコラボレートしたフランク・ワイドマンと共にソングライティングとプロデュースを手掛けた愛の重い結末を探求した「Your Love」が既にリリースされているが、これらの楽曲を通し、彼は本作でより内省的なストーリーテリングに挑戦しているのだ。
サード・アルバム『BLOOD MOON』は、レコーディング場所の自然環境に触発されたRY Xが、スピリチュアルや自己発見、女性らしさを詞的に掘り下げ、新しいサウンドスケープを探求した作品である。そして本作についてRY Xはこう語るのだ。
「このアルバムには、とても正直で生々しい会話がたくさん含まれているんだ。全てが同じ人物についてではないけれど、同じ感情、同じコンセプトについてなんだ」
フォーキーでオーガニックなサウンドにエレクトロなサウンドスケープが作り出したRY Xの世界がここにある。
発売・販売元 提供資料(2022/04/08)
前作『Unfurl』がヒットしたオーストラリアのシンガー・ソングライターによる3作目。プロデュースや曲作り、ほぼすべての演奏を自身で手掛け、何とサンタモニカ山脈でレコーディングされたというから興味深い。フォーキーで内省的な音世界はそのままに、エレクトロニックなサウンドを多用して、より壮大になったアレンジが印象的だ。ジェイムズ・ブレイクやトム・ヨークにも通じる世界観と言っていい。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.465(2022年8月25日発行号)掲載)