クラシック
CDアルバム

プレイズ･バッハ

4.7

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フォーマット CDアルバム
発売日 1993年09月05日
国内/輸入 国内
レーベルPhilips
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 PHCP-1612
SKU 4988011139345

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:00:14

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
      00:09:18

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    2. 2.
      音楽の捧げもの BWV1079:6声のリチェルカーレ
      00:08:35

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    3. 3.
      パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004:シャコンヌ
      00:16:52

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾
      編曲： 齋藤秀雄

    4. 4.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Choral
      00:00:47

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    5. 5.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Var.1 In canone all'ottava
      00:01:17

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    6. 6.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Var.2 Alio modo in canone alla quinta
      00:01:12

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    7. 7.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Var.3 In canone alla settima
      00:02:09

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    8. 8.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Var.4 In canone all'ottava per augmen
      00:02:33

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    9. 9.
      「高きみ空よりわれは来れり」によるカノン変奏曲 BWV769 Var.5 L'altra sorte del canone al rovescio
      00:02:45

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

    10. 10.
      プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552
      00:14:46

      録音：Studio

      指揮： 小澤征爾

作品の情報

メイン
アーティスト： 小澤征爾

その他

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
4.7
67%
33%
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小澤征爾プレイズ・バッハ＜タワーレコード限定＞｜CDアルバム
小澤さんの数多い録音の中でもとても印象深く、よく聴く一枚です。「20世紀のバッハ」と銘打たれたこの録音は、そのタイトル通り、偉大なる大バッハの作品を20世紀に活躍した作曲家らがオーケストラ用にトランスクリプションした作品が集められています。手がけた作曲家(音楽家)は指揮者で有名なストコフスキー、ヴェーベルン、小澤さんの師、齋藤先生、ストラヴィンスキー、シェーンベルクの5人。大バッハの作品とあって、それぞれ自身の個性を持って作品と真摯に向き合った渾身のトランスクリプトです。中でも齋藤先生が手掛けたシャコンヌは、小澤さんが一番録音したかった作品だったのではないでしょうか。この一連の録音の中でもハイライト。熱の籠った指揮振りに、ボストン響も更なる熱気を持って応えています。このCDはストコフスキーが手掛けたトッカータとフーガから始まりますが、この作品の演奏は、シャコンヌ同様、とても情熱的な演奏となっていて、バッハ解釈としてはかなり浪漫的な演奏です。全編この感じでいくのかなと思っていると、そこは小澤さんの凄いところ、次のヴェーベルンのリチェルカーレはトッカータとフーガとは全く違い、ヴェーベルンが細部にまで拘り抜いた、新ウィーン楽派の中にあって最も急進的で斬新な音響を隈なく再現しています。続くそれぞれの作曲家たちのトランスクリプションも、やはり各人の個性をしっかりと露わにしていて、バッハ作品を聴いているはずなのに、ヴェーベルン、ストラヴィンスキーやシェーンベルクの作品を聴いているように感じてきます。これもひとえに小澤さんがそれぞれの作曲家の個性と語法を完璧に理解し、描き分けて演奏されている賜物でしょう。私が個人的に気に入っているのは、ストラヴィンスキーのトランスクリプションのもの。まるでプルチネッラの足音が聴こえてくるようなオーケストレーションで、その個性に心をつかまれました。録音もPhilipsらしい落ち着いた潤いのあるサウンドで、ボストン・シンフォニーホールの美しいホールトーンと各楽器とのバランスが素晴らしい優秀録音です。最初から最後まで、小澤さんとボストン響の団員らの大バッハに対する敬虔さに貫かれ、熱い思いを持って演奏された素晴らしい名盤です。タワーレコードさんの安価での復刻に心から感謝するとともに、一人でも多くの方々に聴いて頂きたいと思います。
2024/05/26 やまとさん
2
小澤征爾プレイズ・バッハ＜タワーレコード限定＞｜CDアルバム
オケ・プレーヤーにとって大バッハは縁遠い存在・・・
が、ストコフスキーをはじめ大指揮者・大作曲家が編曲してるんですね！

小澤さんの恩師である齋藤さんの編曲もあり・・・
一番のお気に入りはシェーンベルクの編曲！！！
2023/09/05 ルーズベルト・ゲームさん
2
小澤征爾プレイズ・バッハ＜タワーレコード限定＞｜CDアルバム
オーケストラを存分に鳴らし、壮大なバッハ像を示しています。自由な表現への意欲みなぎる小澤さんの快作。悪く言えば大げさな演奏とも言え、今日このようなバッハが新録で出ることは稀でしょう。しかし、原作の時代に忠実であることだけが音楽ではないと思いますし(もちろんそれも音楽ですが)、多様で自由なアプローチがあってよい。何よりもこのアルバムは「楽しい」のです。
2016/10/09 kaki001さん
2

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