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女人入眼

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フォーマット 書籍
発売日 2022年04月07日
国内/輸入 国内
出版社中央公論新社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784120055225
ページ数 312
判型 四六

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。
その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。

作品の情報

あらすじ
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」
建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。

メイン
著者: 永井紗耶子

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