| フォーマット | ムック |
| 発売日 | 2022年03月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青土社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784791704156 |
| ページ数 | 245P |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
特集*hyperpop--A. G. Cook、Charli XCX、100 gecs、そして…加速する音楽のゆくえ
■座談会
居心地のよい場所――hyperpopが照射するもの / tomad×~離×namahoge
■クラッシュする音像
目の前で鳴っている / Tomggg
hyperpopのおかげ / hirihiri
バイクの交通事故 / ウ山あまね
■メールインタビュー〈1〉
今では誰もがつながっていて / Sputnik aka. Weatherday(聞き手・構成=編集部)
■what is…?
反定義の音楽を定義するもの――ハイパーポップのひずみ・速さ・非歴史性について / 天野龍太郎
選ばれた声色、素材、最高じゃない私 / 山形一生
無邪気さと衝動――変性したポップ・パンク / 髙橋翔哉
hyperpopの音響とそのフォーマット / 中村将武
■メールインタビュー〈2〉
心にいつも大きな を / caro (聞き手・構成=編集部)
■ガムと星空とキャンディ
hyperpop前夜――バブルガム・ベースと〈PC Music〉、ソフィー / 坂本哲哉
ポップが反抗的・先鋭的であることの意味 / 小室敬幸
美の愛の音楽 / 原島大輔
開かれた逸脱――アルカはハイパーポップなのか? / 木津 毅
■インタビュー〈1〉
しあわせな勘違い / lIlI(聞き手・構成=編集部)
■hyperする時代
ハイパーポップと流動的アイデンティティの時代 / さやわか
なぜ私はhyperpopをうまく聴くことができないのか?――音楽のラベル、感情のスタイル、TikTokはロゼッタ・ストーン / 難波優輝
非「新しい」ジャンル的な何かとしてのhyperpop――プレイリスト、ジャンルタグ、プラットフォーム / 日高良祐
■夕方のピアノ
わたしハイパーわからない / uami
更新される普遍 / yuigot
■インタビュー〈2〉
救済の共同墓地 / trash angels(Amuxax+siyuneet+okudakun)(聞き手・構成=namahoge)
■五時の月
どうせ死ぬので。J-hyperpop/背徳グルメ/揺らぐ肉体[DEMO](DEAD*AT*18) / つやちゃん
ハイパーポップの諦念――宇多田ヒカルとA. G. Cookのコラボレートに寄せて / 伏見 瞬
Vaporwave、Distroid、hyperpop――二一世紀のネット音楽におけるgender performanceについて / 灰街 令
■hyperpopに近づくためのディスクガイド60
海外篇35 / namahoge
国内篇25 / 鉄砲女郎
■忘れられぬ人々*6
故旧哀傷・北川太一 / 中村 稔
■物語を食べる*15
労働という苦役からの解放 / 赤坂憲雄
■詩
蔦の城 / 大島静流
■第27回中原中也賞発表
國松絵梨『たましいの移動』
受賞詩集より――渦れる New たましいの移動 朝をぬける
荒川洋治 井坂洋子 佐々木幹郎 高橋源一郎 蜂飼 耳
■今月の作品
東堤翔大・広橋山羊・戸上唯・小川茉由 / 選=大崎清夏
■われ発見せり
"笑爆"を落とせ / 大尾侑子
表紙・目次・扉 = 北岡誠吾
what is hyperpop?--音楽文化の〈いま〉を知る
hyperpop――、2019年8月に作成されたSpotifyの同名プレイリストが現在約29万人のLikeを獲得し、TikTokでの#タグ付け動画が合計約3億回再生されているこの音楽ムーブメントは、「定義がないのが定義」と謳われるほど"乱交"的な包摂と再解釈による雑種性を湛えつつ、そして商業主義による介入を直截的に拒絶しつつ、今まさに拡大・深化を遂げている。現在もっとも先鋭的な音楽文化に迫る特集号。

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