カナダ出身、札幌在住のギタリストの開放的で柔軟なサウンドが満載なリーダーカルテットデビュー作
2019年より札幌ジャズシーンを拠点に活動するカナダ出身のギタリスト、ネイト・レナー率いるカルテットのデビュー作。ネイトが信頼するシーンの中堅ミュージシャン中島弘惠(pf)と伊藤未央(b)、そして日頃から共演頻度も多い大ベテラン小山彰太(ds)と結成し、2年に渡って活動してきた当カルテットは、ジャズをバックグラウンドにしながらも、そこから飛躍したネイトの独特なオリジナル曲を中心に演奏する。大切な人の死を悼みながらも前を向く決意を表した"2月9日"(Tr.4)、新しい始まりや物事の再生をテーマにした"Monokoko"(Tr.6、リサイクル店の名前から借用)、様々な宗教の建物が集まったトロントの地区を歩みながら、目に見えないものを意識した時に生まれた"Conscious"(Tr.7)、初来日の際に長期滞在した大阪に思いを馳せる"Naniwa Blues"(Tr.8)など、センチメンタルで印象的なネイトの心情が見事な演奏によって表現された。後半には完全即興の4トラックを収録。開放的で柔軟なサウンドが満載。
Nate Renner ネイト・レナー (guitar)
Hiroe Nakajima 中島弘惠 (piano)
Mio Ito 伊藤未央 (bass)
Shota Koyama 小山彰太 (drums)
発売・販売元 提供資料(2023/02/27)
2019年より札幌ジャズシーンを拠点に活動するカナダ出身のギタリスト、ネイト・レナー率いるカルテットのデビュー作。。大切な人の死を悼みながらも前を向く決意を表した「2月9日」、新しい始まりや物事の再生をテーマにした「Monokoko」(リサイクル店の名前から借用)、様々な宗教の建物が集まったトロントの地区を歩みながら、目に見えないものを意識した時に生まれた「Conscious」、初来日の際に長期滞在した大阪に思いを馳せる「Naniwa Blues」など、センチメンタルで印象的なネイトの心情が見事な演奏によって表現された。後半には完全即興の4トラックを収録。開放的で柔軟なサウンドが満載。 (C)RS
JMD(2022/04/29)