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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年03月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784041124000 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
第一章 停車場より
第二章 神隠しの島
第三章 まがい物の人魚
第四章 西の一柱
第五章 欠片
第六章 揺籃
第七章 結び
帝都の平和を脅かす土蜘蛛一族との戦いを終え、穏やかで幸せな結婚生活を送る智世と宵江。
けれど相変わらず忙しく任務に邁進する宵江の姿を見た智世は、自分も何か打ち込めるものを探したくなる。
一方、宵江は智世に結婚指輪を渡すタイミングを計っていた。しかし機を逸したまま新婚旅行の日に……。
旅先の厳島周辺には、若い女性が神隠しに遭うという噂があった。
女性たちは数日間行方不明になった後、決まってずぶ濡れで発見され、体に傷はないものの、行方不明になっている間の記憶が一切ないという。
周辺には水神を奉る土着信仰があり、水神による神隠しだと信じられているらしい。
智世と宵江は穏やかに旅行を楽しむが、些細なきっかけで気まずい雰囲気に。指輪を渡すタイミングがわからず困っていた宵江の様子を智世が訝り、隠し事があるのではとショックを受けたのだ。
智世は頭を冷やすため一人になるが、厳島にたくさんいる猿の中に、なぜか尾びれが生えている影がいくつかあるのを見つける。
実はそれは「猿鬼(さるおに)」という、水神の使い魔だった。智世は猿鬼たちに連れ去られてしまい――。

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