20年を超えるキャリアを誇る、米国ボルチモア・デスメタルの雄MISERY INDEX(ミザリー・インデックス)がシーンに帰還!
MISERY INDEX 『Complete Control』
米国メリーランド州ボルチモアのデスメタルバンドDYING FETUSから脱退したJason Nethertonが2001年に結成。これまで6枚の作品をリリースし熱狂的なファンを獲得しているMISERY INDEX(ミザリー・インデックス)。今作『Complete Control』は、バンドが10年ぶりとなる日本のステージを踏んだ2019年3月に開催された"EXTREME THE DOJO Vol.32"直後にリリースされた『Rituals of Power』(2019年)から3年ぶりとなる作品である。バンドによると、今作はこれまでの作品をうまく継承しているという。音楽的には、ブルータルハードコアとグラインドコアからの影響に、デスメタルをより明確にミックスしたものだ。そして、初期のパンク的な志向と、ダークでテーマ性のある『The Killing Gods』(2014年)の要素を混ぜ合わせ、さらに『Rituals of Power』のストレートな方向性と加えて、1つにまとめたような作品だと語っている。パンデミックから生み出された9曲は、現代社会の緊張感をリフで表現し、不満を持ち、大切なものを奪われた人々の目を覚ますコールとなる破滅的デスメタルが展開されている。また、メディア研究の博士号を持つJason Nethertonの視点で描かれる作品の軸となる歌詞のテーマは、コントロールとカオスの相反する力である。今作では、暴力によってではなく、個人レベルで自主的に現れる力に焦点を当て、疑問を投げかけている。ミックスはWill Putney(FIT FOR AN AUTOPSY、THY ART IS MURDER、BODY COUNT)、マスタリングはJens Bogren(KREATOR、OPETH、ARCH ENEMY) が手掛け、鬼気迫るアートワークはビジュアル・アーティストのMatt Lombardが担当している。
MISERY INDEXは、トレンドに乗ることも、チープなスリルを追求することもない。伝説的なデスメタルバンドと同じように強い社会批判の精神を持ち、反対運動の長い歴史を継承していくのだ。
限定盤のDeluxe 2CD Box Setには、スタジオアルバムに加えて、5曲のデモ・バージョンやインストを含むボーナストラックが収められたEP、さらにアートワークがプリントされたトートバッグ、ボタンセット、ポスターが同梱される。
発売・販売元 提供資料(2022/04/08)