『男闘呼組』のメンバーではなく、一人のSSWの作品として聴いて頂きたい1枚
2022年に29年振りの復活を果たした『男闘呼組』のメンバーでもあり、俳優としても活躍している高橋和也の最新ソロ・アルバム。全9曲中、一曲を除き全て高橋和也の作詞作曲による作品で、うじきつよし、前田耕陽、成田昭次、Tokyo Plastic Boy、なぎら健壱等々錚々たるミュージシャンが参加。自身の音楽のルーツと情熱を全て注ぎ込んだSSW高橋和也を十二分に堪能できる1枚。 (C)渋谷店:田中 達也

タワーレコード （2022/08/19）

29年ぶりの再始動が話題の「男闘呼組」。
メンバー 高橋和也 のソロアルバム「MOUNTAIN MAN」

高橋和也ソロアルバム「MOUNTAIN MAN」は2021年7月3日から2021年12月5日にかけて録音された。全9曲、一曲を除き全て高橋和也の作詞作曲による。
参加ミュージシャンは小関純匡、 原田喧太、平山牧伸、うじきつよし、前田耕陽、成田昭次、西村ヒロ、TATER安田、Tokyo Plastic Boy、なぎら健壱、と11人のミュージシャンが参加した。と言っても全員で一緒に演奏しているわけではない。各曲ごとにそれぞれがゲストとして参加している。
このアルバムを作るきっかけになったのは男闘呼組のメンバー達と高橋が再会した事から始まる。当初高橋は男闘呼組の新曲として楽曲制作を始めた。しかしメンバーとの意見の違いもあり、高橋はソロアルバムとして制作する事にした。最初にデモバージョンを一人で録音し、それをYouTubeで発表した。その後、各楽曲に相応しいミュージシャンを選び自ら出演交渉をし、スケジュールを調整し、スタジオやエンジニアの手配をした。これを全て俳優活動を行いながら一人でやっていた。高橋の今回のアルバムにかける意気込みと情熱を感じずにはいられないエピソードである。
かくして完成したアルバムは高橋和也のこれまでの音楽活動の集大成と言える内容であり、シンガーソングライターとしての真骨頂を極めた作品である。

このアルバムは2022年1月30日に「遠く離れてYouTube30万回再生達成記念ライブ」の会場で発売されるはずであったが、この時期コロナ感染者が急増し、メンバーの中にもコロナ感染者があらわれライブは延期になった。アルバムも発売延期になり、その後、高橋は自身のサイトとライブ会場のみでのアルバムを発売する事にした。したがってアルバムリリースは2022年1月30日になっているが実際にはその日に発表されてはいない。

発売・販売元 提供資料 （2022/07/26）