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古楽の終焉 HIP〈歴史的知識にもとづく演奏〉とはなにか

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フォーマット 書籍
発売日 2022年04月15日
国内/輸入 国内
出版社アルテスパブリッシング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784865592498
ページ数 440
判型 A5

構成数 : 1枚

はしがき
謝辞


読譜力(リテラシー)
ロマン派革命
正典主義と古典主義
進歩か適応か
思わぬ発見をする才能(セレンディピティ)
音楽修辞学
意思の表明としての正統性
"要注意"と見なされる正統さ
古楽の終焉
ミュージッキング
用語と概念

I 演奏スタイル

第1章 言い方が違えば、言うことが違う
"流行とは、流行遅れになるもののこと"
革新
料理本を食べる
クロノセントリズム(現代中心主義)──伝統としての音楽
多元主義の台頭──時代に適した演奏スタイル

第2章 足下にご用心──進行形のスタイル
三つの抽象概念──ロマン派、モダン、ピリオド・スタイル
ロマン派のスタイル──絶対性
ロマン派演奏の真髄を遺す録音
革命の予言者たち──ドルメッチとランドフスカ
一九六〇年代のオーセンティシティ革命
ピリオド楽器とロー・ピッチの到来──"奇妙で不揃いな色彩"
連鎖反応
指導者たちのスタイル──名前のないレトリック

第3章 主流のスタイル──"腕はあるけど魂がない"
モダニズムとモダン・スタイル
ロマン派スタイルとモダン・スタイル、演奏習慣の比較
ヴィブラート、音楽のメッセージ
モダニズムの子供たち
モダン・スタイルと比較したピリオド・スタイル
クリック・トラック・バロック
ストレート・スタイルとモダニズム
退屈しないで、さあ!──ストレート・スタイルの説明

II どうロマン派的なのだろうか

第4章 クラシック音楽、ざらついた感触の愛撫
音楽の正典
チャールズ・バーニーと音楽史事始め
ロマン派はなぜ音楽を"古典(クラシック)"と呼んだのか
コンサーヴァトリー(音楽学校)が保存(コンサーヴ)するものとは
絶対音楽(自律の原理)
パッヘルベルのカノンが、"カノン"になる
オリジナリティと天才崇拝
帰属性とデザイナー・ブランド
再演に適うこと、儀式化としての演奏

第5章 透明な演奏者

第6章 変わりゆく意味合い、永続する記号

III 時代錯誤とオーセンティシティ

第7章 オリジナル耳

第8章 過去をコピーするさまざまな方法

第9章 表現手段はメッセージだ──ピリオド楽器

IV 何がバロック音楽を、"バロック"たらしめるのか

第10章 バロック的表現とロマン派的表現を比較して

第11章 虹と万華鏡──ロマン派とバロック期のフレージングを比較する

V "古"楽の終わり

第12章 受動的と能動的なミュージッキング──見てないで自分を育め

第13章 終わりなき革命

原注・訳注
訳者あとがき
参考文献一覧
参考文献略号一覧
人名索引

  1. 1.[書籍]

クラシック/古楽界に衝撃を与える問題の書、ついに邦訳なる!
ピリオド・アプローチはほんとうに正しいのか?
クラシック音楽に真の生命をあたえるものはなにか?!
過去の音楽をそっくり再現して、どうするのか?
なぜ儀式のように音楽を聴かなければならないのか?
原典至上主義?──それは「テクスト・フェティシズム」にすぎないのでは?
古楽が追求すべきオーセンティシティとはどこにあるのか?
そして、「HIP(歴史的知識にもとづく演奏)」とは何をめざすものなのか?──

フランス・ブリュッヘン率いる18世紀オーケストラなどでオーボエ奏者、リコーダー奏者として活躍したほか、楽器製作や音楽学研究の分野でも多大な実績を残し、2011年に惜しまれつつ世を去った著者が、2007年に発表したThe End of Early Music: A Period Performer's History of Music for the Twenty-First Century(Oxford University Press)。
音楽史のとらえ方を根底から更新し、クラシック音楽家の意識変革をうながし、返す刀で「原典至上主義」に拘泥する古楽演奏にも疑問符を突きつけた同書は、発表と同時に大きな話題を巻き起こした。
「HIP(historically-inspired perfomance; historically-informed performance=歴史的知識にもとづく演奏)」と「修辞学的音楽(rhetorical music)」の理想を知り、楽譜に書かれた音楽をただ再現するだけでなく、生命力にあふれたパフォーマンスをおこなうために、すべての音楽家がひもとくべき書、ついに待望の完訳!

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