《サハラのヘンドリックス》として広く知られるマリのギタリスト/ソングライター、ヴィユー・ファルカ・トゥーレ。アフリカが生んだ最高のギタリストとして広く賞賛されているアリ・ファルカ・トゥーレの息子でもある彼が、ワールド・サーキット・レコーズからの第1弾アルバムとなるニュー・アルバム『LES RACINES』をリリース!アナログも同時発売!
“サハラのヘンドリックス"として広く知られるマリのギタリスト/ソングライター、ヴィユー・ファルカ・トゥーレ。アフリカが生んだ最高のギタリストとして広く賞賛されているアリ・ファルカ・トゥーレの息子でもある彼が、ワールド・サーキット・レコーズからの第1弾アルバムとなるニュー・アルバム『LES RACINES』をリリースする。
これまでソロ・アーティストとして4作のアルバムをリリースしていたヴィユー。西アフリカの伝統音楽を受け継ぎながら、その境界を広げ、新たなる未知の領域を切り拓いている。ソロ作品以外にもデイヴ・マシューズやジョン・スコフィールドなどとの大胆なコラボレーションや、アメリカのシンガーソングライターのジュリア・イースタリンやイスラエルのシンガーソングライターのイダン・ライチェルとのアルバムなど、ジャンルを超えた活躍を見せている。
その彼の最新作は、『LES RACHINES』。"根っこ“を意味する本作は、西洋世界で"デザート・ブルース“として広く知られることとなるマリ北部の伝統音楽ソンガイとの深い繋がりに焦点を当てた作品である。マリのバマコにあるヴィウの自宅スタジオでレコーディングされたこのアルバムは、時代を超えたグルーヴと西アフリカの伝統音楽に彩られた作品である。伝統に深く根ざしながらも、彼は灼熱のギターと歌に込められたメッセージを通し、現代的なテーマも聴き手たちに投げかけるのだ。
「過去への尊敬を捨てたら、我々の存在自体もなくなってしまう」そう彼は本作について語る。実際、『LES RACHINES』はこれまでの彼の作品の中でも最も深いステートメントが込められた作品であり、またヴィユーが偉大なアリ・ファルカ・トゥーレの正当な後継者であり、彼自身も一流のアーティストであることを証明するアルバムとなった。
「ャリアの初期には、なぜ父の後を継がないのかと聞かれた。しかし、自身のアイデンティティを確立することが自分にとってまず重要なことだった」彼はそう語りさらに続ける。「そして自分のやっていることが知られるようになった今、誇りをもって自分のルーツに戻り、それなりに認められるようになりたいと願っている」
発売・販売元 提供資料(2022/03/18)