カルロス・アギーレが長年にわたって構想してきたギター五重奏団のアルバムが遂に完成。
アルゼンチンの伝統音楽を継承しながらも、柔らかな音色のひとつひとつを重ね合うギターはたおやかな流れを思わせ、モダンなハーモニーで織りなすアンサンブルは無限に広がっていくよう。アギーレの歌はどこまでも優しく叙情豊かに、日常や自然の情景、そしてカルロスの作品に一貫して流れる自然への畏怖と愛情を歌います。
自身のグループを率い、モダン・フォルクローレの可能性を追求した『クレーマ』『ロホ』そして『ビオレッタ』という3枚の傑作から、ピアノ弾き語りで同郷の偉大な先人たちの作品を甦らせた『ラ・ムシカ・デル・アグア~水の音楽』を経て、この五重奏団アルバムに至る音楽の旅。モダン・フォルクローレの伝統の継承し刷新するカルロス・アギーレの、新たなマイルストーンとなる名作です。
カルロス・アギーレが長年にわたって構想してきたギター五重奏団のアルバムが遂に完成。
カルロス・アギーレ(歌/ギター/アコーディオン/シンセサイザー/打楽器類)、ルイス・メディーナ(ギター)、マウリシオ・ラフェラーラ(ギター)、マウロ・レジェス(ギター)、セバスティアン・ナルバエス(ギター/マンドリン)の5人が、繊細に音を重ね合わせ生み出す情感豊かなアンサンブルは無限の広がりを感じさせ、サンバ、チャマメ、チャジャ、ガトといった伝統のフォルクローレのリズムに乗せて、モダンなハーモニーを織りなします。
カルロス・アギーレが優しく叙情豊かに歌うその題材は、旅情、軍政時代の音楽仲間との記憶、忘れ去られた村の姿、日曜日のシエスタ、かつて住んだ小さな村の静けさ、そして、カルロスの作品に一貫して流れる自然への畏怖と愛情。20頁に及ぶブックレットは、全頁にカルロスが撮影した写真があしらわれ、各曲ごとにコメントが添えられています。
1999年、自身のグループを率いてモダン・フォルクローレの新たな可能性を提示してみせた不朽の名盤『クレーマ』から、さらなる進化を続けた『ロホ』そして『ビオレッタ』という一連のカルロス・アギーレ・グルーポの作品たち。さらに同郷の偉大な先人たちの作品をピアノ弾き語りで甦らせた『ラ・ムシカ・デル・アグア~水の音楽』を経て、この五重奏団アルバムに至った音楽の旅。モダン・フォルクローレの伝統を継承し刷新するカルロス・アギーレの、新たなマイルストーンとなる名作がここに完成しました。
■6面デジパック/20頁フルカラー・ブックレット/対訳ブックレット
■アギーレによるアルバム序文・各曲コメント掲載
■序文・コメント対訳:西村秀人・谷本雅世
■ライナーノーツ:吉本宏
発売・販売元 提供資料(2022/03/16)
わたし個人としても心の調律師又は音の魔術師と捉えるアルゼンチンの天才カルロス・アギーレが長年構想してきたギター五重奏団の作品が遂に完成。愛への洞察と賛歌をヴォーカルでも披露するアギーレの深遠なる世界観に満ちている。アギーレを含む弦に"限"は無く、繊細で情感豊かなレイヤーとアンサンブルは広がり、サンバ、チャマメ、チャジャ、ガトといったフォルクローレに乗り現代のハーモニーを成す。重厚なブックレットには、全頁にカルロスが撮影した写真と各曲毎のコメントが添付。毎度で参るマイルストーンの完成!
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.157(2022年4月20日発行号)掲載)