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在庫わずか| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2022年05月13日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Alpha |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ALPHA826 |
| SKU | 4589538778590 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:58:01
【曲目】
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
1-4. シンフォニア ト短調
アントニオ・マリア・ボノンチーニ(1677-1726):
5-8. ソナタ ト長調
ジョヴァンニ・ボノンチーニ:
9-11. ソナタ イ短調
12-15. シンフォニア ニ長調
アントニオ・マリア・ボノンチーニ:
16-18. ソナタ・ダ・カメラ イ長調「ラ・コモディーナ」
19-22. ソナタ 第4番
23-25. シンフォニア・ペル・カメラ ハ短調
【演奏】
アカデミア・オットボーニ(古楽器使用)
マルコ・チェッカート(チェロ)
シモーネ・ヴァッレロトンダ(テオルボ)
アンナ・フォンターナ(チェンバロ)
レベカ・フェルリ(チェロ/通奏低音)
【録音】
2020年1月
聖フランチェスコ修道院、
コーリ(イタリア中部ラツィオ州ラティーナ県)

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兄ボノンチ―ニ(ジョバンニ・バッティスタ,)作曲〈オンブラ・マイ・フ〉をSimone Kermesの歌唱で聴き、兄ボノンチ―ニに傾注するようになった。
その直後に、このアルバムを知り、近所のfnacの店頭で見掛けたり、ジャケットの黒イチジクViollet de solleisが旬の時でもあり、色の美しさと甘美な味に、本盤も手元に置きたくなった。リヨン帯同時の事である。帰国後、他のアンサンブルのアルバム『Sanctum Desiderium』( Musa Jovis/Pieter De Moor,Sonamusica)のブックレットでボノンチ―ニの名前を見掛け、入手とした。
ナポリ楽派の磁力で、兄〈オンブラ・マイ・フ〉を動画で愛聴。歌手と一緒に感涙しながら聴く。しかし、当時、どれ程の影響力を持っていたか今一つわからないままである。このアルバムで、心に響いた作品Tr.6は、弟ボノンチ―ニ(アントニオニ・マリア,)だった。
入手後に聴くと、楽音が聴く時間帯により色調を変えることに驚き、夕方以降、夜の帳が降りる頃から聴くと、音楽の色調が濃くなり、心に響き出す。
ナポリ楽派の代表的作曲家兄弟だが、モデナ生まれだった。父ボノンチ―ニ(ジョバンニ・マリア,)は、モデナの宮廷楽団長や大聖堂楽長を務めたマルコ・ウッチェリ―ニに師事したヴァイオリ二ストで、モデナ大聖堂楽長。
ウッチェリ―ニは、“ヴァイオリンの新しい奏法によってモデナの音楽に大きな刺激を与え”、彼の“演奏法はモデナの音楽の特徴となり、その後にここで活躍した音楽家たちによって受け継がれていった”(今谷和徳)。これぐらいしか、まだ調べてもわからず、ボノンチ―ニ親子の音楽も、まだ断片しか知る機会がなく、とても遺憾である。
本盤には収載がないが、父ボノンチ―ニの弦楽四重奏曲も基底の確りしたつくりに聴こえる端正な美しい作品で、愛聴している。
モデナは、現在、自動車産業が栄えている。
ボノンチ―ニ親子の音楽との邂逅は、幾重にも繋がりを知り得て、多祥である。
Antonio Maria Bononciniの誕生日(1677年6月18日Modena)に。