スーパーオーガニズム最新アルバム完成!
星野源、CHAI、スティーヴン・マルクマス、ピ・ジャ・マ、ディラン・カートリッジら世界中から超豪華ゲストが参加!
2017年にスーパーオーガニズムがシーンに登場すると、サイケデリックなインディー・ポップからファンキーな弾けるようなエレクトロニカをごちゃ混ぜにする"ポスト・エヴリシング"とでも形容すべき大胆不敵な美学が、フランク・オーシャンやヴァンパイア・ウィークエンド、サヴェージズのジェニー・べス、ゴリラズといったアーティストから支持を集め、あっという間に世界中の音楽ファンを魅了した。
ここ日本でも5都市をめぐるツアーをソールドアウトさせ、〈フジロック〉と〈サマーソニック〉に出演するなど人気を獲得しているスーパーオーガニズムが、2018年のデビューアルバム以来となる待望の2ndアルバム『World Wide Pop』を《Domino》からリリース。
現在はオロノ、ハリー、トゥーカン、ビー、ソウルを中心に活動している彼らだが、今作には彼らにしか成し得ない超豪華かつ国際的なコラボレーターが多数参加。
バンドの親しい友人であり、以前ツアーも共にしたCHAIとフランスのシンガーソングライター、ピ・ジャ・マ(Pi Ja Ma)、オロノにとって長年のアイドルだというペイヴメントのスティーヴン・マルクマス、UKのオルタナティヴ・ヒップホップ・アーティストでラッパーのディラン・カートリッジ、そして日本からはもう一人、以前から親交の深い星野源が参加。
星野源とスーパーオーガニズムは、星野源が2019年にリリースしたEP作品『Same Thing』の表題曲でもコラボレートしている。
巧妙さと真摯さ、SF的なバカバカしさと現実の強烈さの両面性を兼ね備えた13曲の本編から構成される『World Wide Pop』。メンバー全員が同じ時間に同じ場所で過ごすようになる前の段階からすでに完成していたという前作とは異なり、実際に顔を合わせて制作したことによって、メンバー同士が互いの関心と衝動をあらためて深く理解したことを示すショーケースとなっている。
アルバム発表とあわせて解禁された新曲 「Teenager」は、マドンナやデュア・リパ、フランツ・フェルディナンドも手がけるトップ・プロデューサー、スチュアート・プライスをプロデューサーに迎え、ベッドルームから生まれた楽曲がIMAXスケールのインパクトを与えるというバンドの狙いが見事に表現されている。
アルバム全体を通して、ミレニアム時代のエモーショナルなシンセサイザーと、不器用かつワイルドな奇妙さが融合され、スーパーオーガニズム特有の遊び心を損なうことなく、表現の質感が見事にアップグレードしている。
発売・販売元 提供資料(2022/03/08)
Superorganisms debut album was an oddball delight, reveling in goofy samples, breathtaking tonal shifts, and slacker poetry delivered in classic deadpan fashion by vocalist Orono. On their second album, World Wide Pop, they trade in some of their idiosyncratic charm for a more focused, more radio-ready approach. With the help of producers Stuart Price and John Hill, along with a cast of guests ranging from indie rock icon Stephen Malkmus to Japanese pop star Gen Hoshino, they deliver an albums worth of bright and sunny pop. ~ Tim Sendra
Rovi
ロンドンの多国籍ポップ・バンドがリリースしたセカンド・アルバム。一聴して目を引いたのは、前作『Superorganism』と地続きの側面が目立つことだ。楽観性と悲観的眼差しが混じった歌詞に、その歌詞と共振するように響くハッピーな雰囲気と気怠さが絡みあった少々サイケデリックなサウンド。バンドの特徴として多くのメディアで言及されてきたこれらの要素を深化させたのが本作と言える。息をつく暇もないほど急激に変化するK-Popみたいな曲展開、一度聴けば耳に残る親しみやすい歌メロもバンドの得意技だ。Amazon創設者ジェフ・ベゾスが登場する"Put Down Your Phone"の歌詞など、現代社会を切り取る批評性が濃くなっているのも本作の特色である。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.464(2022年7月25日発行号)掲載)