現代ジャズ・シーンの要人の一人であるサックス奏者、クリス・ポッターが苦心の末にたどり着いたジャズとオーケストラの・サウンドが完全融合したECMリーダー第二弾作品。アダム・ロジャース、クレイグ・テイボーン、ネイト・スミスというアンダーグラウンド・カルテットのメンバーを中心に、2人のベーシスト、弦楽四重奏、そしてデイヴ・ホランド・クインテット時代からの仲間スティーヴ・ネルソン(vibes, marimba)も加わり、より大きなアンサンブルで繰り広げるパノラマ的な組曲。この作品の広さ、対照的なムードとテーマ展開が、ポッターの演奏を刺激し、彼のサックスは、理想化された都市の上空をさらに高く舞う。才能ある住人たちとの対話、グループ即興も更なる世界観を広げてくれる。 (C)RS
JMD(2022/03/12)
現代ジャズ・シーンの要人の一人であるサックス奏者、クリス・ポッターが苦心の末にたどり着いたジャズとオーケストラの・サウンドが完全融合したECMリーダー第二弾作品。
アダム・ロジャース、クレイグ・テイボーン、ネイト・スミスというアンダーグラウンド・カルテットのメンバーを中心に、2人のベーシスト、弦楽四重奏、そしてデイヴ・ホランド・クインテット時代からの仲間スティーヴ・ネルソン(vibes, marimba)も加わり、より大きなアンサンブルで繰り広げるパノラマ的な組曲。
この作品の広さ、対照的なムードとテーマ展開が、ポッターの演奏を刺激し、彼のサックスは、理想化された都市の上空をさらに高く舞う。才能ある住人たちとの対話、グループ即興も更なる世界観を広げてくれる。
〈パーソネル〉 クリス・ポッター (ts, ss, b-cl) アダム・ロジャース (g) クレイグ・テイボーン (p) スティーヴ・ネルソン (vibes,marimba) フィマ・エフロン (b) スコット・コリー (double-b) ネイト・スミス (ds) マーク・フェルドマン (vln) ジョイス・ハマン (vln) ルイ・マーティン (vla) デヴィッド・エッガー (cello)
★2013年12月、ニューヨーク、アヴァター・スタジオにて録音
発売・販売元 提供資料(2022/03/10)
ジョシュア・レッドマン、エリック・アレキサンダー、マーク・ターナーら、90年代にほぼ時を同じくしてシーンに登場したサックス奏者が自身のソロ活動に重きを置くなか、唯一幅広い共演者達からファースト・コールを受け、近年はパット・メセニー、ハービー・ハンコックらとの共演をはじめ、サイドメンとしても年中フル稼働な現役最多忙なサックス奏者クリス・ポッター。超多忙な彼もまた10年余り率いる自身のソロ・プロジェクト、アンダーグラウンド名義でも精力的に活動中で今作は弦楽四重奏を迎えた拡大版。ストリングスの生み出す音響と年々凄みを増す管豪ぶりに聴き惚れる充実の一枚。
intoxicate (C)稲田利之
タワーレコード(vol.114(2015年2月10日発行号)掲載)