キューバ出身、在NYのピアニストによる2017年リリースのECM3作目。この年ダウンビート誌のピアノ部門でライジング・スターに選出!自身のルーツであるキューバの音楽をテーマにした作品でトランスカルチャーと伝統、そしてキューバ音楽の複雑なタペストリー(聖、俗、儀式的なもの)について語っている。弦楽器、木管楽器、打楽器など総勢10名で奏でる音楽のダイナミズムは多文化の交流を象徴しており、レスポンスの良いピアノと、アフロ・キューバンの音楽史を語る上で欠かせない存在であるロマン・ディアスのヴォーカルとパーカッションが、この作品の中心をなしている。 (C)RS
JMD(2022/03/12)
キューバ出身、在NYのピアニストによる2017年リリースのECM3作目。この年ダウンビート誌のピアノ部門でライジング・スターに選出!
自身のルーツであるキューバの音楽をテーマにした作品でトランスカルチャーと伝統、そしてキューバ音楽の複雑なタペストリー(聖、俗、儀式的なもの)について語っている。
弦楽器、木管楽器、打楽器など総勢10名で奏でる音楽のダイナミズムは多文化の交流を象徴しており、レスポンスの良いピアノと、アフロ・キューバンの音楽史を語る上で欠かせない存在であるロマン・ディアスのヴォーカルとパーカッションが、この作品の中心をなしている。
〈パーソネル〉 ダヴィ・ヴィレージェス(p, ,marimbula) ロマーン・ディアス(lead vocals, perc) アリソン・ロギンス・ハル(piccolo, fl) レーン・ムーア(cl, b-cl) アダム・クルーズ(perc) アレックス・リポウスキ(perc) マシュー・ゴールド(perc)マウリシオ・エレーラ(perc)トーマス・モーガン(double-b)ユニオル・ロペス(viola)クリスティーン・チェン(violincello) サミュエル・ディカプリオ(violoncello) メルヴィス・サンタ(background vocals)
★2016年5月27-29日、ニューヨーク、アヴァター・スタジオにて録音
発売・販売元 提供資料(2022/03/10)
ダヴィ・ヴィレージェスは、キューバ出身、在NYのピアニスト。スティーヴ・コールマン、ヘンリー・スレッギル等のアンサンブルに参加、Pi Recordingsから初のリーダー作を発表、注目を集める。今回、ECMから『Gnosis』という、自身のルーツであるキューバの音楽をテーマにしたアルバムをリリースした。ピアノ、パーカッション、弦、木管のアンサンブル、ソロのために書かれ、それぞれの楽器、楽器群はいくつかの家族が一つのユニットとして機能する、そんなナラティブなイメージで編成、作曲された。ダヴィと同様、アンサンブルの軸であるパーカッショニストのロマーン・ディアスはペドロ・マルティネスと並ぶパーカッショニスト。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.130(2017年9月25日発行号)掲載)