繊細でリリカルな美旋律満載の演奏が多くのジャズ・ファンを魅了する21世紀のECMを代表するピアニストによる4年ぶりのトリオ作品。2003年、デビュー・アルバム『Changing Places』をECMからリリースして以来、そのリリシズムあふれるヨーロッパならではの旋律が多くのピアノ・トリオ・ファンを魅了するトルド・グスタフセンの4年ぶりのトリオ・アルバム。ECMからのトリオ作品としては5作目にあたる本作は、彼の初期の作品で探求された特徴やスタイルを発展させながら、トリオのレパートリーに幅広いしなやかさと変化した相互作用の感覚を導入している。ベーシストにノルウェーの実力派ベーシスト、スタイナー・ラクネスが参加。トルドの洗練されたコード研究とヤール・ヴェスペスタの繊細なスティックとブラシワークの間にすぐに溶け込み、深いところで同僚をサポートしているように感じられる。音楽には特に開放感があり、ゆったりとしたインプロヴィゼーションと、自分のペースで秘密とメロディを明らかにしていく傾向が顕著だ。 (C)RS
JMD(2022/03/14)
繊細でリリカルな美旋律満載の演奏が多くのジャズ・ファンを魅了する21世紀のECMを代表するピアニストによる4年ぶりのトリオ作品。
2003年、デビュー・アルバム『Changing Places』をECMからリリースして以来、そのリリシズムあふれるヨーロッパならではの旋律が多くのピアノ・トリオ・ファンを魅了するトルド・グスタフセンの4年ぶりのトリオ・アルバム。
ECMからのトリオ作品としては5作目にあたる本作は、彼の初期の作品で探求された特徴やスタイルを発展させながら、トリオのレパートリーに幅広いしなやかさと変化した相互作用の感覚を導入している。ベーシストにノルウェーの実力派ベーシスト、スタイナー・ラクネスが参加。トルドの洗練されたコード研究とヤール・ヴェスペスタの繊細なスティックとブラシワークの間にすぐに溶け込み、深いところで同僚をサポートしているように感じられる。
音楽には特に開放感があり、ゆったりとしたインプロヴィゼーションと、自分のペースで秘密とメロディを明らかにしていく傾向が顕著だ。「抽象的であれ叙情的であれ、何かを語りたいという衝動は内側から湧いてくるものなんだ」とトルドは説明する。「アルバムのレコーディングでは、まず呼吸を整え、より有機的な方法でサウンドスケープを開き、メロディが自然に出てくるようにした方がいいと感じたんだ」とコメント。
発売・販売元 提供資料(2022/03/11)