フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年04月20日 |
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規格品番 |
PCD-18893 |
レーベル |
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SKU |
4995879188934 |
名俳優であり、実は優れたミュージシャンでもある六角さんによる日本のフォーク、ブルース名曲のカバーアルバム。かまやつひろし、早川義夫など流石の選曲を六角さんの味のあるボーカルと鈴木慶一、鈴木茂、岡田拓郎など凄腕ミュージシャンによる演奏が最高にしっくりきます。ほどよく酔わせてくれるお酒のような粋な作品。
(C)町田店:石黒 亮
六角精児のライフワークとも言うべき"酒"と"鉄道"をテーマにした、"呑み鉄"フリークにはたまらないオリジナル新曲「お前の町へ」も収録!
「この数十年、僕がずっと聴きたかった作品が生まれた」
長門芳郎(パイドパイパーハウス)
六角精児、初のソロ・アルバムは往年のフォーク/ロックのカヴァー集。けれど、遠い目をして昔日を偲ぶような作品では全くない。かまやつひろし、浅川マキ、休みの国、西岡恭蔵、猫、早川義夫など一筋縄ではいかない選曲のラインナップからも伺えるように懐かしのヒット・パレード的なものとは一線を画した、六角自身のパーソナルが濃厚に滲むカヴァー・アルバムなのだ。サウンド・プロデュースを手掛けたのは谷口雄。彼を中心としたロック新世代のミュージシャンと、伊賀航や江上徹ら熟練の腕利き達による新たな解釈のサウンド、六角との世代を超えたセッションも本作の聴きどころだろう。また、鈴木慶一の「スカンピン」には本人が参加。さらに鈴木茂、高田漣、岡田拓郎、さらには春風亭昇太など多彩なゲスト陣も要所で素晴らしいプレイを披露している。スーパーバイザーに迎えたのは日本のロック/ポップス界の最重要裏方ともいうべき長門芳郎。鮮烈な印象を残すジャケットの題字・イラストを手掛けたのはしりあがり寿。強力なメンバーが顔を揃えた本作だが、その中においても六角のヴォーカルが得もいえぬ存在感を放っている。人は人を救えないかもしれないが、彼の歌声は人の心をそっと動かすことができるのだ。
-Musicians-
六角精児(Vocal/Acoustic Guitar)
谷口雄(Piano/Organ/Accordion/Chorus)
江上徹(Acoustic Guitar/Chorus)
宮下広輔(Steel Guitar)
伊賀航(Bass)
増村和彦(Drums/Percussion)
-Guest Musicians-
鈴木慶一(Electric Guitar)
鈴木茂(Electric Guitar)
高田漣(Resonator Guitar)
春風亭昇太(Trombone)
岡田拓郎(Gut Guitar)
渡瀬賢吾(Electric Guitar)
サボテン楽団(Banjo)
笹倉慎介(Acoustic Guitar)
ヒロヒサカトー(井乃頭蓄音団)(Mandolin)
たまきあや(Fiddle)
ジャケットイラスト・題字:しりあがり寿
【収録曲】*カッコ内オリジナル・アーティスト
1.やつらの足音のバラード(かまやつひろし)
2.告別式(高田渡)
3.あたしのブギウギ(浅川マキ)
4.雪の月光写真師(若林純夫)
5.各駅停車(猫)
6.スカンピン(鈴木慶一)
7.追放の歌(休みの国)
8サーカスにはピエロが(西岡恭蔵)
9.女の証し(加川良)
10.この世で一番キレイなもの(早川義夫)
11.風景(中塚正人)
12.お前の町へ(六角精児オリジナル新曲)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:51:19
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六角精児による初のソロ・アルバム『人は人を救えない』は、かまやつひろし《やつらの足音のバラード》や高田渡《告別式》、猫《各駅停車》など往年のフォーク/ロックのカヴァーと、"酒"鉄道"をテーマにした唯一のオリジナル楽曲 《お前の町へ》を収めた一枚だ。一筋縄ではいかない選曲、バックを支える伊賀航や江上徹ら腕利きミュージシャン、鈴木慶一や鈴木茂、高田漣など豪華な面々が顔を揃えたゲスト陣も聴きどころだが、六角の聴き手に寄り添うような温かい歌声は役者による音楽活動の範疇を軽く超えた仕上がり。2022年のベスト・ディスク候補と言っても大げさではない完成度だ。
intoxicate (C)井原邦雄タワーレコード (vol.157(2022年4月20日発行号)掲載)
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