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言説・表象の磁場

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フォーマット 書籍
発売日 2022年02月25日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000271738
ページ数 266
判型 A5

構成数 : 1枚

『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって

総 説 「体験」「記憶」を生み出す磁場――戦後と冷戦後の位相………福間良明

第I部 拮抗する「反戦」と「好戦」

第1章 国民参加のファシスト的公共性――戦時デモクラシーのメディア史………佐藤卓己
第2章 ミリタリーカルチャーの出版史――戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩………佐藤彰宣
第3章 日本遺族会と靖国神社国家護持運動………福家崇洋

第II部 戦争体験論のポリティクス

第4章 「戦中派」とその時代――断絶と継承の逆説………福間良明
第5章 小林金三と「満洲国」建国大学――『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座………根津朝彦
第6章 沖縄戦記と戦後への問い――「本土」への懐疑と希求………櫻澤 誠

第III部 冷戦後の社会と前景化する記憶

第7章 被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」――国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説………玄武岩
第8章 ネット時代の「歴史認識」――「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ………森下 達
第9章 原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」――「感謝」による統合とリスクの個人化………山本昭宏

  1. 1.[書籍]

戦争が社会のあり方を規定していることを「総力戦論」が明らかにして久しい。しかし、戦争の形態が根本的に変化した今、戦争と社会の関係性も変容しているのではないだろうか。戦時から現在に至るまでの両者の関係を、社会学、歴史学、メディア研究、ジェンダー研究、宗教学、記憶論等の観点から読み解き、総合的に捉え返す。

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