プログレ暗黒期の80年代に登場し、大きな成功を収めたイギリスのマリリオンが、ニュー・アルバムをリリース。ピーター・ガブリエルのリアル・ワールド・スタジオでレコーディングされた本作も、ひたすら美しくエモーショナル、そしてプログレッシヴで深い。 (C)RS
JMD(2022/02/23)
プログレ暗黒期の80年代に登場し、大きな成功を収めたイギリスのマリリオンが、ニュー・アルバムをリリース。ピーター・ガブリエルのリアル・ワールド・スタジオでレコーディングされた本作も、ひたすら美しくエモーショナル、そしてプログレッシヴで深い。アルバムのメイキングを収めた付属DVD/Blu-Rayで、メンバー自身による曲解説も聞けるのが嬉しい。
【日本語解説書封入/日本語字幕付き】
70年代に隆盛を極めたプログレッシヴ・ロックであるが、80年代に入ると苦戦を強いられるようになってくる。大御所バンドたちも解散をしたり、商業的なスタイルに活路を見出すなど、大変革を強いられた時期だ。イギリスからマリリオンが登場したのは、まさにその頃。だが、彼らは時代の逆風などものともせず、大仰で神秘的なサウンドを追求。そして、彼らはプログレ暗黒時代の救世主となった。85年のサード・アルバム『過ち色の記憶』が全英チャート1位を記録するなど、大きな人気を博した彼らは、80年代に最も成功したプログレ・バンドの一つでもある。これまでに発表した作品の総売り上げは、1500万枚を超える。
この度、そんなマリリオンがニュー・アルバム『アン・アワー・ビフォー・イッツ・ダーク』をリリースする。世界がパンデミックに襲われる中、ピーター・ガブリエル所有のリアル・ワールド・スタジオでレコーディングされた本作。今回も、ひたすらエモーショナルで深い。ヴォーカルもギター・メロディも、そしてピアノも合唱隊も、すべてが美しい。そして収録曲の多くが組曲形式になっているという、実にプログレッシヴでマリリオンらしいアルバムに仕上がっている。「暗くなるまでにはまだ1時間ある」というタイトルは、環境破壊によって破滅へと向かう我々の惑星への言及だ。付属のDVD/Blu-Rayには、本アルバムの制作模様を収録。メンバー自身による解説を聞くことで、さらにこの深遠なアルバムの内容を理解することができるのが嬉しい。
マリリオンやプログレ・ファンはもちろん、あらゆるロックのファン必聴のアルバムだ。
【メンバー】
スティーヴ・ホガース(ヴォーカル)
マーク・ケリー(キーボード)
イアン・モズレイ(ドラムス)
スティーヴ・ロザリー(ギター)
ピート・トレワヴァス(ベース)
発売・販売元 提供資料(2022/02/21)