70年代からハートとともに活躍し続け、クラシック・ロック・シーンを代表する女性シンガーとして今も多くのファンを惹きつけ続けているアン・ウィルソンがナッシュヴィルで巡り合った新たな歌と音。ケニー・ウェイン・シェパードやウォーレン・ヘインズ、ヴィンス・ギルらの豪華ゲストが参加した待望のニュー・アルバム『FIERCE BLISS』完成。アナログも同時発売!
70年代からハートとともに活躍し続け、クラシック・ロック・シーンを代表する女性シンガーとして今も多くのファンを惹きつけ続けているアン・ウィルソン。目まぐるしく変わっていくシーンの中で常に第一線に立ってきた彼女が、約4年振りとなるスタジオ・アルバムを完成させた。
2020年夏、ナッシュヴィルで活躍する二人のセッション・ミュージシャン、Tom BukovacとTony Lucidoを紹介された彼女は、初めて会った二人に多大なインスピレーションを受けたという。"まるで新たな大きな扉が開いた感じがした"と語る彼女は、新たに生まれた音楽的ケミストリーに導かれるまま、レコーディングを始めた。最初は数曲レコーディングして様子を見ようと思っていた彼女だったが、自然と流れがアルバム・レコーディングへと進んでいった。ナッシュヴィルのサウンド・ステージ・スタジオでは、ケニー・ウェイン・シェパードがやってきて彼女たちと数曲演奏した。彼はただギターを弾きまくるだけでなく、新たなサウンドを持ち込み、結果ゴスペル・シンガーも加わった楽曲が出来上がったという。さらに彼女は長い付き合いだというGov't Muleのウォーレン・ヘインズともソングライティングを行い、彼のバンドGov't Muleをバックに演奏をした。そうしていつの間にか、アルバムを作れるだけの、お気に入りの楽曲が彼女の手元に揃ったという。
そうして完成したアルバム『FIERCE BLISS』にいは、この他にもモダン・カントリーのスター、ヴィンス・ギルをゲスト・ヴォーカルに招いたQueenのカヴァー「Love Of My Life」や、ロビン・トロワーの泣きのブルース・ナンバー「Bridge Of Sighs」のカヴァーも収録されている。また往年のロック・ファンは、ロジャー・ディーンによるファンタジックなアルバム・アートワークも見逃せないポイントだろう。
長い間一線に立ち続け、音楽を届け続けているアン・ウィルソン。ナッシュヴィルで見つけた新たな歌と音――彼女の語るべき物語に新たなページが加わった。
発売・販売元 提供資料(2022/03/04)