元キング・クリムゾン~U.K.を経てビル・ブルーフォードが結成し、自らの名前を冠したバンド<ブルーフォード>はプログレッシヴ・ロック&ジャズ・ロック・ムーヴメントの中でも別格の存在であった。一緒にU.K.を脱退したアラン・ホールズワースをメインに元エッグ~ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのデイヴ・スチュワート、そしてジャズ・シーンで注目されていたテクニカル・ミュージシャン、ジェフ・バーリンの4人で結成したこのバンドは商業的には今一つであったが根強いファンの支持を獲得する。アルバム『One Of A Kind』リリース後にアラン・ホールズワースが脱退、新たにセッション・ミュージシャンのジョン・クラークを引き入れて新作『Gradually Going Tornado』を制作するが、このアルバム制作前に初の北米ツアーが行われる。このツアーの中で1979年7月12日のニューヨーク公演は地元のFM局でツアーのプロモーションの為に収録・放送され、そのコンサートは後に『The Bruford Tapes』としてリリースされる。その後ツアーの中で8月26日のシカゴ公演も地元のFM局で収録・放送され、本作はそのラジオ放送時の音源を使用してのリリースであり、当日のセット・リストをアンコールを含めて完全収録している。基本的にはビル・ブルーフォードの初ソロ・アルバム『Feels Good To Me』とブルーフォードの『One Of A Kind』の楽曲で構成されているが、新作に収録される「Joe Frazier」、そしてオフィシャル・ライヴ・アルバムに収録されてない「Forever Until Sunday」を披露している。ボーナス・トラックとして『Feels Good To Me』リリース時にBBCテレビに出演した際のライヴ・パフォーマンスを追加収録。
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付>
Bill Bruford (ds, cymb)
John Clark (g)
Jeff Berlin (b, vo)
Dave Stewart (kbds)
<Bonus Track>
Bill Bruford (ds, cymb)
Allan Holdsworth (g)
Annette Peacock(vo)
Dave Stewart (kbds)
Neil Murray(b)
発売・販売元 提供資料(2022/02/17)