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在庫あり| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2022年03月18日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Altus |
| 構成数 | 5 |
| パッケージ仕様 | ボックス |
| 規格品番 | ALT512 |
| SKU | 4543638005123 |
構成数 : 5枚
【曲目】
(1) [ALT094]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
(2) [ALT095]
チャイコフスキー:交響曲第5番、バレエ音楽「白鳥の湖」より第2幕『情景』
(3) [ALT443/4](2CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(4) [ALT445]
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕への前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第3幕への前奏曲
【演奏】
(1)(2)アルヴィド・ヤンソンス (指揮)
(3)(4)マリス・ヤンソンス (指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
ライヴ録音
(1)(2)1970年7月1日
大阪フェスティバルホール
(3)1986年10月19日
サントリーホール
(4)1989年10月25日
Bunkamura オーチャードホール

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レニングラード・フィルと言えば当然ムラヴィンスキーの名が挙がるが、彼の来日公演盤の多くは、「歪む、割れる、揺れる」の三拍子揃った低音質、おまけに彼方此方でゴホゴホと咳払いが混入するという代物であった。
当BOXのうち、父君アルヴィド氏の方は1970年の録音ということで、音質に一抹の不安があったが、聴いてみてビックリ。中々の高音質である。
ところが、レニングラード・フィルにしては珍しく、何故か低弦右側の通常配置なのだ。ムラヴィンスキーは、有名なDG盤のチャイコフスキー:後期三大交響曲を除いて、ほぼ両翼配置(対向配置)を採用していたはずである。
演奏自体は申し分なく、金管が突き刺すように響く辺りは流石と言える。もっとも、チャイ5の第3楽章でclが盛大にリードミスをお見舞いするところがあり、ズッコケそうになったが…。
対するマリスの方は両翼配置。ただしチャイ4のカッティング・レベルがかなり低く、第3楽章のピチカートなど、ぐんと音量を上げないと音が飛び込んでこない。
だが演奏自体は燃焼度が高く、終楽章ラストなどスヴェトラーノフと互角の畳み掛けを施す。白眉は《幻想交響曲》で、両翼配置の面目躍如たる音響と、ヒンヤリとした狂気が入り混じった怪演である。こちらは音質も良好。
総じて、本番一発撮りの故の瑕疵も無きにしも非ずだし、録音やオケの配置に多少の不満もある。だが、燃焼度の高い演奏が披瀝されているという点を加味して、星4つとしておこう。