アークティック・モンキーズ、フランツ・フェルナンドと並び〈Domino〉を代表する英国ロックンロール・デュオ ザ・キルズが実に4年ぶりの作品と共にシーンに帰還!
ギタリスト兼シンガーのジェイミー・ヒンスと、ザ・デッド・ウェザーでも活躍するシンガー、アリソン・モシャートによるロック・デュオ、ザ・キルズ。
アークティック・モンキーズ、フランツ・フェルナンドらとともに〈Domino〉を代表するアーティストとして、その繊細なヴォーカルと攻撃的でローファイなギターが奏でるガレージ・ロック、パンク、ブルースなサウンドでUKロックの盛行を支え、絶大な支持を得てきた彼らが、Bサイドとレア音源を収録し、さらに全曲リマスターを施したアルバム『Little Bastards』をリリース!
アルバムは2008年から2009年の『Midnight Boom』期の未発表デモ「Raise Me」(M4)、セルジュ・ゲンスブールのカバー「I Call It Art」(M8)、『Midnight Boom』のデジタル・ボーナス・トラック「Night Train」(M5)などを収録。その他にも、アメリカのルーツ・ソングの名曲を彼らの得意とする激しいサウンドに落とし込んだ、ハウリン・ウルフのカバー「Forty Four」(M9)、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバー「I Put A Spell on You」(M16)、ドッグ・ボッグスのカバー「Sugar Baby」(M20)などを収録している。
楽曲は初のシングルをリリースした2002年から、『Midnight Boom』をリリースをした2009年に至るまでの期間に制作された全20曲となっている。
国内流通仕様盤CDには解説書が封入される。
発売・販売元 提供資料(2022/02/10)
現在の南ロンドン人気の礎を築いたバンドとして知名度だけは高いFWFですが、ドミノ移籍第1弾となる3年ぶりの新作が登場したこの機会にちゃんと聴いておくべし! On-U好きがヒイヒイ言いそうなファンク・パンクやダブ・ロックも、ドロドロにダウナーなサイケ・チューンも、速かろうが遅かろうが素行の悪さ丸出しで、ロックの歴史は往々にして不良が変えてきたんだよなってことを思い出させてくれます。痺れた!
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)
カリスマ的バンドがまたもや怪作を作り出してしまった。ロンドンの破天荒バンド、ファット・ホワイト・ファミリー。何と言っても今作は、アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドを擁する〈Domino〉移籍後第1弾となるアルバム。それだけでも期待感が抑えきれないが、さらにバックスター・デューリー(イアン・デューリーの息子)がゲスト参加! ますます今後が気になるバンドだ。最近サウス・ロンドン出身のアーティストをよく耳にするが全てが良い! 様々なジャンルのサウンドが凝縮されいい意味でお腹がいっぱいになる。
intoxicate (C)鈴木真美
タワーレコード(vol.139(2019年4月10日発行号)掲載)