ヒメノ&ルクセンブルク・フィル、HMF第1弾

ロッシーニのスターバト・マーテル
豪華名歌手たちによる声の饗宴!
豊かなオーケストラの音色!!

ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルがハルモニア・ムンディ・レーベルから登場します。第1弾に彼らが選んだのは、ロッシーニの「スターバト・マーテル」。ロッシーニがオペラ作曲家としての筆をおいたのちに作曲されたものですが、その壮麗さが、「スターバト・マーテル」の本来の内容(十字架にかけられたイエスに涙する聖母マリア)にそぐわない、などと批判されることもありますが、その壮麗さや高揚感こそが、この作品を唯一無二の存在で、人々をひきつけてやまないともいえるでしょう。ここで、ヒメノひきいる音楽家たちは、作品本来の意味を完璧に理解したうえで、あえて豊饒な声の饗宴と呼んでしまいたくなるような、感動的な朗唱、劇的な管弦楽を展開しています。まるでヴェルディのレクイエムかと思うような瞬間もあります。それでいながらつねに漂う品格と格調、ギリギリのところでの節度ある表現はヒメノの手腕のなせる業、といえるでしょう。豊饒な声に包まれる快感と、オーケストラの素晴らしい音色を堪能できます。巨匠による名録音もありますが、間違いなくあらたな名盤の一枚といえるでしょう。
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キングインターナショナル

発売・販売元 提供資料 （2022/03/07）

グスターヴォ・ヒメノ(指揮)・・・1976年、スペイン・バレンシア生まれ。2001年、RCOの首席打楽器奏者に就任したのち、アムステルダム音楽院で指揮を学び、ヤンソンス、ハイティンクの副指揮者などを務めた。2015年よりルクセンブルク・フィルの首席指揮者を務めており、契約更改で任期は2025年までの予定。
2015年、RCOの日本公演で指揮者を務めた。2020/21シーズンからはカナダのトロント交響楽団の音楽監督も務めている。

マリア・アグレスタ(ソプラノ)・・・数々のコンクールで輝かしい成績をおさめたのち、2007年頃から世界的な活躍を展開。ノルマ、ミミ(ラ・ボエーム)、レオノーラ(イル・トロヴァトーレ)、ヴィオレッタ(椿姫)など、彼女のレパートリーをきくだけでもその声の豊かさと確かさには確信できるところ。演奏会でも活躍しており、ヴェルディのレクイエムを、バレンボイム、メータ、ルイゾッティといった指揮者のもとで演奏している。

ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)・・・トリエステ生まれ。1999年ペーザロ音楽祭のタンクレディでデビューするや、またたくまに世界の主要な歌劇場でにひっぱりだこに。ヴィヴァルディ、ロッシーニ、マイアベーア、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、ポンキエッリ、ベルリオーズ、ストラヴィンスキーなど、そのレパートリーの広さは群を抜いている。また、ヴェルディのレクイエムや第九などのソリストとして世界を席巻している。

ルネ・バルベーラ(テノール)・・・2011年ドミンゴが設立したオペラリア・コンクールで第1位およびプラシド・ドミンゴ・サルスエラ賞を受賞。以後、ベル・カントのレパートリー、19世紀後半、そしてサルスエラのレパートリーを中心に活躍。世界の歌劇場でその輝かしくもやわらかな声を披露している。ヴェルディのレクイエムをシャイー、クルレンツィスらのもとで演奏している。

カルロ・ルポール(バス)・・・ナポリに生まれ、ローマで育つ。声楽を学びながら、法学もおさめている。2008年ロイヤル・オペラにデビュー後、世界の歌劇場で活躍。バスのコミカルな役からシリアスな役までこなす、たしかな技術と広いレパートリーで世界的に認められている。「冬の旅」で演奏会ツアーを行ってもいる。
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キングインターナショナル

発売・販売元 提供資料 （2022/03/07）

Issued for the Lenten season of 2022, Gustavo Gimeno and his Orchestre Philharmonique du Luxembourg make their Harmonia Mundi debut with a recording of Rossinis Stabat Mater, joined by the lauded Wiener Singverein. The Stabat Mater was started by Rossini in 1831, but time restraints and health issues forced the composer to bring in Giovanni Tadolini to complete several of the movements, and the first version was premiered during the Holy Week of 1833. After issues of publication following the commissioners death and questions concerning whether Rossini had help in writing the first version, this all-Rossini version was completed in 1841 and received its premiere the following year. It was initially met with a mix of acclaim (audiences at the Paris and Bologna premieres were quite enthusiastic) and skepticism, and even now, conversations continue about this remarkable work. The operatic quality of the writing for the vocal soloists, and indeed much for the orchestra as well, has been the center of the debate, and listening to movements like the aria "Cujas animam gementem," a bravura showpiece for tenor (executed well by Rene Barbera), or the duet "Quis est homo," one could certainly envision these on an operatic stage. Much of Rossinis music here, accompanying the seriousness of the medieval poem depicting Marys suffering during Christs death, is lighter than many of its forebearers, yet it is this divergence that makes it distinct. Not all of the music is in that vein, though, as soprano Maria Agresta and the Wiener Singverein excel together in the mighty "Inflammatus." Gimeno is in full command of the Luxembourg orchestra, and the excellent work of the Wiener Singverein makes one wish Rossini had given the chorus more to do.

Rovi