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発達障害のある人の「ものの見方・考え方」 「コミュニケーション」「感情の理解」「勉強」「仕事」に役立つヒント

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フォーマット 書籍
発売日 2021年11月22日
国内/輸入 国内
出版社ミネルヴァ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784623092895
ページ数 236
判型 46

構成数 : 1枚

監修者まえがき
はじめに
読者の皆様へのガイド


第1章 「コミュニケーション」の背景にある「ものの見方・考え方」

1 コミュニケーションは難しい
【解説】情報の同時処理の苦手さ
「コミュニケーションが苦手」とはどういうことか?
相手の期待を読み取るために必要なこと
情報の同時処理は難しい
「その人の性格の問題」という偏見
第1節のまとめ

2 「言葉にしなくてもわかってくれる」とは限らない
【解説】大切なことは言葉にして教えてもらう
様々な「言葉にされない期待」
期待を察するのが苦手ならどうするとよいか
第2節のまとめ

3 悩みを言葉にしづらい理由
【解説】「映像で考える傾向」が強い人のために
考えが「映像」として浮かぶ
人間の頭の中は未知の世界
映像思考をどう伝えるか
第3節のまとめ

4 考えが「浮かびすぎる」という困難
【解説】「しゃべりすぎを防ぐこと」も重要
しゃべりすぎるとかえって伝わらない
「頭の多動性」というもの
しゃべりすぎを防ぐために
第4節のまとめ


第2章 「感情の理解」の背景にある「ものの見方・考え方」

1 自分の感情に気づく
【解説】感情に注意を向けやすくする方法
感情に注意が向きやすいかどうか
「他人の感情」だけではなく「自分の感情」も大切に
自分の感情に気づくための練習法
第1節のまとめ

2 感情に振り回されないために
【解説】自分の感情の「度合い」に注意する
強い感情・中くらいの感情・弱い感情
感情の度合いに気づけないと行動が極端になる
即断即決の問題点
「実害」を意識するのが重要
第2節のまとめ

【コラム】 過剰なストレスが生じるパターンあれこれ

3 体調に気づく
【解説】感情をケアするためには身体のケアも必要
身体と感情はつながっている
体調は「目に見えない情報」
体調に気づきにくい人のために
第3節のまとめ

4 助けを求めにくい理由
【解説】「弱みを見せてはいけない」という思い込みについて
助けが必要な場面は、あって当然
「自分のことは自分で」という一般論への固執
自力で頑張りすぎるとどうなるか
第4節のまとめ


第3章 「勉強の仕方」の背景にある「ものの見方・考え方」

1 「得意なこと」は一人ひとり違う
【解説】一人ひとりの特徴に合った勉強法を考える
聞こえ方・見え方の個人差
「全員同じ勉強の仕方」で上手くいくわけがない
「発達障害かどうか」ばかり気にする人の問題点
第1節のまとめ
2 簡単なことから一歩ずつ
【解説】「漠然とした目標」を立ててはいけない
「○年生なら普通は……」の圧力
成果を味わいやすくする
鍛えるべきは「ちょうどいいレベルを見積もる力」
第2節のまとめ

3 学習意欲が高まるほめ方
【解説】客観的事実に基づいてほめる
「事実として○○ができている」
客観的事実の判定クイズ
「観察できないこと」は客観的事実ではない
第3節のまとめ

4 「自由に学ぶ」のは難しい
【<...

  1. 1.[書籍]

「発達障害だから」ですませないために、一人ひとりの「くせ」を理解する
私たちは身の回りにある様々なものごとを、頭の中でどのように処理しているのだろうか? 発達障害のある人が感じる生きづらさの背景には、「情報処理の仕方の独特さ」という具体的な要因がある。本書では、そのような独特な「くせ」に注目することで「その人ならではの特徴」を理解し、一人ひとりの日常生活の中でのつまずきに対処するためのヒントを示す。

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