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江戸の学びと思想家たち

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構成数 : 1

序章 知のつくられかた
「型の喪失」/素読世代/近代学校の始まり/学校教育の知/学校教育と教養派知識人/知の身体性/アジアの思想伝統の不在/メディアの視点から


第一章 「教育社会」の成立と儒学の学び
1 文字の普及と文字文化
文字社会の成立/江戸時代の文字使用/都市の発展と商業/手習塾の登場/「書礼」の学習/御家流/文字文化の共通化
2 商業出版の登場
一七世紀日本のメディア革命/声と文字の交錯/学びのテキスト/和刻本
3 儒学の学び
科挙のない社会/民衆の学問志向/素読──漢文で考える/テキストの身体化/訓読体漢文の言語/儒学の学習法/日本近世の〈知のつくられかた〉
4 「教育社会」の成立
「教育社会」とは/手習塾と学問塾/郷学/近世教育の豊かさ


第二章 明代朱子学と山崎闇斎──四書学の受容から体認自得へ
1 四書学の受容──江戸前期の朱子学者たち
読めない漢籍をいかに読むか/明代の四書学/四書学本の受容/訓読テキストへの変換
2 山崎闇斎──文字を超えた「講釈」の学
末疏の書の排斥/『闢異』──排仏論/朱子学とは/闇斎の朱子学/「心」の確立を求めて/幕藩領主や武士層への浸透/闇斎の語り口/思想の方法としての「講釈」


第三章 伊藤仁斎と荻生徂徠──読書・看書・会読
1 伊藤仁斎──独習と会読
闇斎と仁斎/町衆文化の中心圏/儒学への志/「敬」との決別──「仁斎」の誕生/否定的媒介としての闇斎学/同志会での学び
2 「論語空間」の発見
「人倫日用」の学/「最上至極宇宙第一論語」/仁斎の『論語』解釈の方法/浅見絅斎の仁斎批判/仁斎学のメディア
3 荻生徂徠──学問の方法をめぐって
闇斎学と仁斎学に対抗して/荻生徂徠という人/講釈十害論──闇斎学への違和感/読めない漢文をどう読むか/読書法/看書という方法/徂徠学の成立──「安天下の道」/「道」のパラダイム転換/古文辞学との出会い/「習熟」/知の発信メディア


第四章 貝原益軒のメディア戦略──商業出版と読者
1 益軒の学びと学問
貝原益軒とはだれか/独学自習の体験/知のネットワーク/「民生日用」
2 「天地につかえる」思想
「事天地」の説/「民生日用」と「術」の学/「礼」という身体技法
3 益軒本の読者
益軒本/読者にとっての益軒本/読書する民衆/読者とメディア


第五章 石田梅岩と石門心学──声の復権
メディア革命のなかで
1 石田梅岩の学び
梅岩の志/梅岩の学び
2 開悟からの語り出し
開悟体験/開悟体験を拠り所に/文字への不信/「声の復権」を誘引したもの/著作の出版と「学問」の意味転換
3 石門心学の創出
梅岩の講釈/後継者・手島堵庵/石門心学の組織化/会輔──心学者の学び/教化方法の革新── 前訓と出版
4 「道話」の発明
心学道話──マス・ローグの語り/道話の語り/語りの技法/石門心学へのまなざし
5 石門心学の歴史的位置
儒学の教説化とそのメディア/寛政改革と石門心学/政治のメディア


第六章 本居宣長と平田篤胤──国学における文字と声
漢学に抗して
1 儒学の学問圏からの脱出
京都への遊学/漢文から和文へ/儒学的思考からの脱却/和歌詠歌と音声言語/『古事記』の発見/

  1. 1.[書籍]

長い戦乱をへて平和がもたらされた近世とは、世代から世代へと〈知〉を文字によって学び伝えてゆく時代の到来であり、そうした「教育社会」こそが、個性豊かな思想家を生みだした。朱子学から、山崎闇斎、伊藤仁斎、荻生徂徠、貝原益軒、心学、そして国学まで、〈学び〉と〈メディア〉の視点から広くみわたす江戸思想史入門。

作品の情報

メイン
著者: 辻本雅史

フォーマット 書籍
発売日 2021年11月22日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004319030
ページ数 246
判型 新書

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