奈落の底に突き落とされても、私は何度でも立ち上がる…
史上最高のハード・ロック・ディーヴァを擁するUSハード・ロックの正統的後継者、ヘイルストーム。リジー・ヘイルの圧倒的存在感に満ちたヴォーカルとそれを支える強靭なハード・サウンドで全世界ロック・シーンを席捲する彼女たちが、前作より約4年振りとなる最新作『BACK FROM THE DEAD』を完成させた!
この作品は、困難に満ちた人生に戦いを挑む総ての人達に強大な力を与えてくれる…。
2009年のデビュー以降、その圧倒的存在感に満ちたヴォーカル・ワークとハードなロック・サウンドで全世界を虜にし続ける、USハード・ロックの正統的後継者、ヘイルストーム。リジー・ヘイル(vo)とアージェイ・ヘイル(dr)という兄弟に加え、ジョー・ホッティンジャー(g)、ジョシュ・スミス(b)からなる彼女たちは、2度のグラミー賞受賞を果たし、全世界で通算10億回を超えるストリーミング再生数を誇る、まさにロック・シーンのトップを走り続ける世界規模のハード・ロック・アクトだ。ここ日本でも何度も来日公演を行っており、その圧倒的パワーに満ちたパフォーマンスで圧倒的支持を得るバンドだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2022/02/10)
そんな彼女たちが、2018年発表の前作『VICIOUS』に続く約4年振りとなる最新作『BACK FROM THE DEAD』を完成させた! FOO FIGHTERSやMASTODON、ALICE IN CHAINSなどを手がける名プロデューサー、ニック・ラスクリネクツと、SHINEDOWNやDAUGHTRYなどを手がけるスコット・スティーヴンスという2人との共同プロデュースによって制作された今作は、ソングライティングからバンドとしての今後のあり方まで、今まで彼女たちが歩んできた道、そしてこれから先へと続いていく道を見事にサウンドに封じ込めた圧巻の作品に仕上がっている。
このアルバムに関して、フロントを務めるリジー・ヘイルはこうコメントしている:
「私たちはこのアルバムを、コロナ禍が始まる3ヵ月前にアルバムの制作をスタートさせた。その後世界的なロックダウンが行われ、演奏することもツアーすることもできなくなってしまった途端、私はとても憂鬱な気落ちになり、アイデンティティの危機とでもいうべきものに陥ってしまったの。この『BACK FROM THE DEAD』というアルバムは、その奈落の底から自分自身を切り拓き、抜け出していく物語が語られている。メンタル・ヘルスや放蕩、サヴァイヴァル、救済、再発見、そして人間への希望…、そういったものをナビゲートする旅を、みんなにも体験してもらえると思う」
2021年秋に突如最新曲「Back From The Dead」を発表、全米ロック・ラジオでNo. 1を獲得、メディアからも絶賛されたその圧巻のハード・サウンドで世界を熱狂させたヘイルストーム。その先行シングルと同じタイトルを冠したアルバムの情報公開と共に、先日「The Steeple」という新曲を公開、リジー・ヘイルの圧倒的存在感に満ちたヴォーカルとダイナミックなロック・サウンドが高らかに鳴り響くこの曲は早くも世界中から熱い視線を集めている。アルバムのオープニング・トラックと2曲目を立て続けに公開するのも、アルバムに絶対的な自信があることを証明していると言えるだろう。人生に戦いを挑むすべての人達に、そして困難な状態から必死に抜け出そうとするすべての人達に、とてつもない力を与えてくれるアルバムが、今登場するのだ…。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2022/02/10)
紅一点のリジー・ヘイル率いるUSハード・ロック4人組による通算5作目は、最後の一滴まで感情を絞り出した壮絶なエナジーが渦巻く。というのも、パンデミックにより表現の場を奪われた彼女はメンタルヘルスの問題に直面、そこからふたたび音楽に手を伸ばして仕上げた作品なわけで、魂を鼓舞させた歌声と演奏の緊迫感たるや過去最高レヴェルと言えるだろう。中盤に置かれたスロウ曲"Terrible Things"も滋味豊かな佳曲。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.462(2022年5月25日発行号)掲載)